« アクアリウム・最近の失敗例 | トップページ | CO2マスターの効果 »

2009年1月17日 (土)

「戦慄迷宮4.0」体験記

今日は子供会の引率で、6年生の児童を連れてバス2台で富士急ハイランドに行ってきた。
到着後、子供たちは園内で自由行動。我々引率役員は基本的に中央にあるフードコートで待機するのが仕事。
絶叫マシンも数あるが、ここの目玉アトラクションに「戦慄迷宮4.0」という廃墟となった病院を模したホラーハウスがある。規定により大人同伴でないと入場できないので、もし希望者がいれば、引率者代表の4名の中から任意の1名を電話で呼び出して同伴入場してもらうという決まりになっている。要するに助っ人指名というわけだが、6年生といえどもさすがにこのアトラクションを希望するのは毎年ごく少数である。

「戦慄迷宮」は世界で最も怖いお化け屋敷として、TVなどでもよく取り上げられる有名なアトラクション。去年参加した役員は、「二度とゴメンだ」と口々に言うではないか。おいおいマジでそんなに怖いのか!…((((;゚Д゚)))
実は私、生まれてこのかたお化け屋敷というものに入ったことがない。
だから自分にどれほどの耐性があるかは全くの未知数。自分は結構臆病な人間だと思っているので、出来れば電話は鳴らないでほしかった…いや鳴らないだろう。確率も1/4だしね。

でも鳴っちゃったんだなこれが(笑)
40過ぎのオッサンが子供の前で醜態を晒したらどうしよう!?(笑)そんなプレッシャーを背負って、いざ助っ人の出陣!(以下少しだけネタバレあり)

待っていたのは6年生の男子児童二人。入場すると血まみれの白衣を着たおねーさんが注意事項を説明。不思議とワクワクしてきた。
続いて次の部屋でイメージビデオの上映。なるほど、これを見せて感情を昂ぶらせるわけだな。
さらに次の部屋では記念撮影。もうええっちゅうねん。はよ入らせい。(笑)
と思ったらシャッターが切れる瞬間、座っていた椅子が音を立てて一段階落ちた。ドリフの雷様かい!(笑)
これはびっくりした瞬間の顔を撮るという趣向だね。

さてやっと入ったと思ったら、そんなに怖くないではないか。メチャクチャ気負ってたのに、ちょっと拍子抜け。ただし突然現れるお化け(ゾンビ)にはさすがにドキッとする。これは本能的な反射だから防ぎようがないわ。
少し進むと、「怖い!!!もうダメ!!!」と半泣きになって一人の児童が脱落。
「せっかく入ったのにもったいないじゃん!大丈夫だから行こうよ!」と説得するも非常口からリタイヤしてしまった。
残った児童もめちゃくちゃビビりまくりで、「せっかくだから前を歩きなよ」と勧めても「イヤです!!先に行ってください!!」と言う。
「じゃ~おじさん前歩いちゃうよ?おじさんが楽しんじゃっていいの~?」と言って遠慮なく前を歩かせてもらう。小道具はなかなか上手く出来ているが、イマイチ詰めが甘い印象。そりゃそうだよね。飛び出している臓器とか、あまりリアルに作ると問題アリってことになるかもしれないもんね。
その後は何人かのお化けに驚かされるには驚かされたが、あっという間に出口。えぇぇーもう終わりっスかー!?

思うに、「ゾンビ」という設定がいけないのだと思う。ゾンビはモンスターであって霊体ではない。私が恐怖を感じるのは、「そこに得体の知れない何かがいて、それが徐々に忍び寄って来る。そして最後には想像を絶するおぞましい姿で襲いかかる」みたいな設定。それが女や子供の幽霊であれば、なお怖いと思う。そんな理由で、一番怖かったのが入場してすぐの階段にうずくまっていた少女の人形だった(笑)。言うのは簡単かも知れないが、私ならもっと怖いお化け屋敷をプロデュース出来る(気がするw)。
あと、順路が基本的に小部屋の連続になっているのもマイナス要因。遊園地の一角という狭いスペースに「病院」を再現しているので、順路を長くするために空間をフルに利用している感じだ。例えば「暗くて長い廊下」は、病院や廃校ホラーの王道だが、規模からしてこういったシチュエーションを作れないのも残念なところ。特筆すべきはゾンビ役アクターによる迫真の演技。これは本当に感心した。いや~頑張ってますよ彼等。

帰宅後にネットで調べてみると、やはりあまり怖くなかったという意見が目立つようだ。残念なのは「ゾンビに一言挨拶してやった」とか「逆に驚かしてやった」という話を、自慢げにブログに載せている人がいるということ。
自分の度胸を誇示したい気持ちはわかるが、アクターは演技指導まで受けて一生懸命やっているのだよ?おそらく20代の若者ばかりだろう。そんな若者達の熱のこもった出迎えは有り難いし、プロ根性にはエールを送りたくなる。彼らの気持ちを逆撫でする心ない行為は慎むべきだろう。
中には暴力で応戦してしまう人もいるらしい。これは違反行為で即退場になる。もし故意なら悪質だが、パニックに陥って暴力行為に及ぶ人もいるかもしれない。「攻撃は最大の防御」って言うし、気持ちはわからんでもないが、アクターは絶対に客の身体には触れないから大丈夫。

人生初の「お化け屋敷」は、恐怖とは別の側面に感銘を受けてしまった。いろいろな客が来て大変だろうが、アクターの皆さんはめげずに頑張って欲しいね。(^^)

|

« アクアリウム・最近の失敗例 | トップページ | CO2マスターの効果 »

随想・チラシの裏」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/522256/43770381

この記事へのトラックバック一覧です: 「戦慄迷宮4.0」体験記:

« アクアリウム・最近の失敗例 | トップページ | CO2マスターの効果 »