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2009年2月26日 (木)

CO2マスターに関するまとめ

CO2マスターでの検索が多いので、ここらでちょいとまとめておきたいと思います。
ここに記す内容は、あくまでも個人の体験談であり、すべての水槽で保証されるものではありません。したがって同様の効果が現れなくとも、一切の責任を負いかねます。

【CO2マスターとは?】
CO2を吸水パイプの途中から添加し、そのまま外部フィルター内に引き込み、外部フィルターそのものをミキサー代わりにして溶解させるものです。
CO2の水中滞在時間が長くなるので、溶解効率が上がります。

【導入のきっかけ】
発酵式CO2を始めて、拡散器にタバコのフィルターを使用しましたが、いろいろと不満が出ていぶきエアストーンに切り替えました。しかしストーンは定期的に漂白剤に浸してやらないと、気泡が大きくなって溶解率が落ちてしまいます。
できればメンテナンスフリーで、恒久的にCO2添加できれば一番良いと考え、CO2マスターにしました。

【入手方法】
①Water Plants World(http://www.waterplantsworld.com/)直販
②チャーム(http://www.charm.jp/netlink/rent/chanet/shopping.cgi
今のところ販路は上の二通りのようです。
それぞれ販売価格が違っていて、支払い方法や振り込み手数料、送料の地域差を計算して、どちらにするか判断すればよいと思います。直販のほうが納期まで時間を要するようです。

【設置方法/設置後の事象】
記事参照
「CO2マスター導入」

「CO2マスターその後」
「CO2マスター追記」
「CO2マスターの効果」

【肯定的な感想】
①溶解効率が格段に向上します。
②原則的にメンテナンスフリーで、とても快適です。
③ストーンや配管がなくなるので、水槽内がすっきりします。

【否定的な感想】
①CO2が微細な泡となって拡散していく光景は、なんとも美しく、心癒されるものですが、CO2マスターでは味わえません。
②添加の様子が目に見えないので、カウンターを設置する必要があります。
③CO2マスターの構造は単純で、おそらく原価も低いと思われます。効果は目を見張るものがありますが、何千円も投資して入手すべきものなのかは疑問です

【溶解率はどれくらい?】
ストーンよりも格段に向上します。私の水槽(90×33×45・容量115L)では、発酵式+ストーン拡散だと水草に発生する気泡が不十分でしたが、CO2マスター導入後は、1滴/4秒程度の添加でもかなりの気泡が発生しています。
メーカーは溶解率100%を謳っていますが、実際は供給量とのバランスが求められます。過剰供給なら定期的に排水パイプから排出されます。

【エア噛みするか?】
供給が過剰だと、溶解しきれないCO2がエア噛みを伴って定期的に排出されますが、このような瞬間的なエア噛みならまったく問題ありません。

【生体に影響は?】
現在、小型カラシン37・コリドラス3・シマドジョウ1・オトシン3・ミナミヌマエビ100以上で24時間添加ですが、まったく問題ありません。消灯時のエアレーションもしていません。

【濾過器内のバクテリアに対する影響】
試薬測定したところ、濾過は問題なく機能しています。よく酸素不足で死滅あるいは減少してしまうのでは?と言われますが、もし水槽内で添加しても、CO2が溶解した水が循環しているので同じことです。もちろん影響は皆無と言えば語弊があるかもしれませんが、今のところまったく差し支えありません。

【ぶっちゃけどうなのよ?】
はっきり言ってオススメです。
溶解効率が高く、しかも楽チンです。CO2の供給量はストーン類に比べて少なく済むので、ボンベで添加の場合は長持ちするようです。(私個人はボンベでの添加経験はありません)

【発酵式との相性】
ストーンやパレングラスでの添加は、エアチューブの取り回しが長いので、まずここで圧力ロスが発生します。さらに水槽内で水圧の影響を受けるので、CO2が出てくるまで時間がかかります。
CO2マスターは外部フィルター付近に設置するので、接続経路も短くCO2も早く出てきます。
発酵式はCO2の供給量が一定ではないので、発酵終盤になればCO2発生量も減りますが、前述したように1滴/4秒程度にまで減っても、溶解率でカバーしてくれるようです。
またストーンによる添加は60㎝規格水槽までなら何とかいけますが、90㎝となると相当の量のCO2を送り込む必要があります。そうなると発酵速度のアップか、ボトルを増やす必要が生じ、当然ランニングコストと手間が増えてしまいますが、これもCO2マスターによって溶解効率を上げることで追いつきます。
ただし発酵式で発生するCO2には、アルコールの蒸気も含まれます。
このアルコールを餌にするバクテリアがCO2マスターの出口に繁殖し、放っておくと塊となって水流を妨げてしまいますので、最低でも2ヶ月に一度は清掃することをお勧めします。

【自作のススメ】
CO2マスターは仕組みも構造も簡単なものです。
購入した私が言うのもなんですが、同等の性能を有するものを簡単に自作できます。
自作した器具は、非常に愛着が湧きます。また高価な正規品と比べれば比べるほど、「してやったり」感に浸れますので、是非トライしていただきたいと思います。

(記事参照:「CO2マスター自作」

高度な加工技術や特別な工具は必要ありません。材料費650円ほどで出来ました。現在好調に稼働中です。

 

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