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2009年4月

2009年4月29日 (水)

山菜採り(7)ワラビ・タケノコ

近所の山を散策したついでにタケノコを物色してきたが、跡形もなく採られてた。
完全に出遅れだわ…(^^;)
このあたりの竹林はほとんど管理されているので、勝手に採れば盗掘になる。
そこで山中に自生する孟宗竹を狙うのだが、当然ながらそういう場所は格好の標的になるので競争率が上がる。
負け惜しみじゃないが、私の場合、孟宗竹のタケノコは年に1~2本採れば十分な獲物。
これといって特徴もなく、普段料理としてよく口にするのでイマイチ野趣に欠ける。
ポイントは必死になって掘り尽くした痕跡だらけだったが、スーパーで手に入る食材を、こうまで躍起になって採りまくるのもどうだろうか。

この際孟宗竹のタケノコは切り捨てて、6月のマダケを待とう。
いやちょっとまてよ?「二番芽」的なタケノコって出るのかな?(笑)

タケノコは惨敗だったが、タダでは転ばぬ。
送電線の鉄塔の下で、ワラビを一掴み採ってきた。
Caez4owm
ご近所ワラビは、太さが今ひとつって感じ。

ワラビは獲物としてあまりにもポピュラーかもしれないが、私にとっては大好きなターゲットの一つである。
食味は独特のヌメリ感が特徴で、我が家ではコゴミより好評だ。
ワラビは雑草に紛れて単独で生えるので、採取の難易度が上がる。
この「ウォーリーを探せ」的な面白さは、山菜の中でも一二を争うと思う。
日当たりのよい斜面があれば、どこからともなくやってきて自生し、根に養分を蓄えているので、採っても採っても生えてくる。
その気になれば初夏まで楽しめる山菜なのだ。

帰り道、食卓に彩りを加えるべく近所の湧水エリアでセリを採取して帰宅。
夕食の支度をしていると、お隣さんからアク抜き済みのタケノコをいただいた。

得てしてこんなものだな…(^^;)

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2009年4月26日 (日)

用水路のシジミ

本日は年に一度のドブさらいの日。

ドブさらいといっても、我が家はいわゆる「谷戸」に位置し、周囲には至る所に湧き水があるような場所なので、側溝の水質汚濁は皆無。
下流に行くにしたがって生活排水が流入し始め、徐々に富栄養化し始めるが、上流に位置する我が家周辺の側溝は清らかで、作業も非常に楽でいい。
今日清掃したのは家の裏を流れるU字溝(幅30cmほど・蓋なし)で、生物相は水棲のミミズ類やユスリカをはじめ、それらを餌とするヤゴ(主にオニヤンマ)がいる程度である。

ところが今回のドブさらいで、初めてシジミの生息を確認した。
P4261100
このシジミ、市内の用水路に生息しているのは知っていた(食ったこともある)が、それは平地の水田周辺の話。
まさか裏の水路のような栄養分の低い流れにいるとは思ってもみなかったので、少々驚いた。
P4291103
これは純淡水性のマシジミタイワンシジミのどちらかのはずなのだが、この二種類の識別は非常に困難で、いろいろ調べたが決定打がない。
確実なのはタイワンシジミが帰化生物としてマシジミを凌駕していることで、県内の分布もほとんど取って代わられているということ。
順当に考えればタイワンシジミなのだろうが、証拠はない。
判別するにはDNAレベルの分析が必要なのだろうと思う。ただしハイブリッドも簡単に生まれるというから厄介だ。

それにしても不思議なのが、この貝の侵入経路だ。
上流は山と湧き水、下流は三面護岸の小河川に合流するが、小河川との合流は落差のある滝状になる。
いったいどこから来たというのか…

谷戸でよく行われることの一つに、ホタルの人為的な放流がある。
この際、餌となるカワニナも放流するため、カワニナに付随してタイワンシジミの稚貝が侵入する事例があるという。
確かに我が家の周辺にもホタルはいるが、すべて天然物で、もちろんカワニナの放流など行っていないはずである。

このシジミの分布、調査対象としてはなかなか面白そうなので、もうちょっと周辺を調べてみたいと思った。

もしまとまった量が採れたら、とりあえず……食いたい。
(食いたいんかいっw)

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2009年4月24日 (金)

箱根の林道を走る

GoogleEarthであれこれ見ていると、どうも箱根が気になって仕方ない。
調査に出かけるなら、夏草が茂ってからでは遅い。何故かと言えば植物相がワケワカランになってしまうから。
今にも泣き出しそうな空模様だが、どうにも衝動が抑えられず、わざわざ有休取って行ってみた。

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大涌谷の噴煙。 天気悪っ!

とりあえず目指すのは林道だけど、箱根はよく整備されたリゾート地というイメージで、しかも国立公園。植物相が変化するきっかけとなる伐採行為など行われていないようにも思える。
事前に衛星写真で確認しておいたけど、実際に行ってみると、林道に入るまで迷路のような別荘地に方向感覚を狂わされてしまった。

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別荘地を抜け、やっとこさ辿り着いた林道(支線)。

衛星写真で目星を付けておいた林道は、残念ながら全面舗装路だった。しかし新たに支線を建設中の場所があって、ここは全面ダート。タラの木はこういう新しい林道が大好きで、道端にかなりの株が見受けられたがパーフェクトに採取済み。
まあ今日は採取ではなく調査目的なので、かまわずそのまま奥へ進むが、やがて行き止まりとなり、しかも工事人がいて作業中。つまりまだまだ先が伸びる予定なのだろう。

引き返して一旦国道まで降り、仙石原を経て長尾峠周辺を探ることにする。

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長尾峠からの眺め。本当に天気悪っ! 私が最も軽蔑する施設でもあるゴルフ場多数が一望できる。

長尾峠には初めて来たが、なかなかの眺望。
ゴルフ場さえなければ、もっと素晴らしいだろう。
芝の維持管理に農薬を垂れ流すゴルフ場。
森林を破壊して作られた広大な面積は、たった4人のプレイヤーのため。
そこで行われるのは、何回目で穴に入れたかを競う、何ともケツの穴の小さい遊び。
そもそも国立公園にゴルフ場を作るのはおかしい。
アウトドアマンを自負する者、ゴルフをやってはいけません。
逆に言えば、ゴルフをやっていながらアウトドアを熱く語る人は、ただのエセorにわか。偽善者でしかありません。

P4241088
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長尾峠周辺・御殿場側の林道。そして頼れる相棒・SEROW250。

長尾峠から乙女峠周辺には、結構な数の林道が走っていて、しかもそこそこ長いものばかり。
ここでもタラの木を一つの指標にしたが、確かにあるにはある。そしてすべてが採取済み。
群生しているような、いわゆる「つぶしの利くポイント」もなく、長いわりにこれといって取り柄のない林道だった。
この程度の林道はよくある。自然といえば自然な感じ。来年ここまで採りに来るかといえば、答えはノーだ。
しかしま~、人のことは言えないけど、みんな抜け目がないよ…(^^;)

P4241091
シシウド…シシウド…シシウド……煮ても焼いても食えないウド。何故オマエは必要以上に生えるのか。

そんなわけでパラダイスも発見できず、ダートも走り疲れたので今日の箱根はここまでにした。

箱根はとにかく広い!
外輪山の内外と火口原に中央火口丘…もうどこから手を付けりゃいいのか困っちゃう(^^;)
しかも今日のはほんの一部に過ぎない。箱根攻略はこれから時間をかけてクリアすべき課題だ。

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帰り道、ワラビの出る尾根に寄ってみた。
ここは標高550mで、まだちょっと早いかもしれないと思ったが、先発組がそこかしこに顔を出していた。
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ワラビの撮影はフォーカスが合いづらくて困る。
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短いけど太い!
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1時間ちょいの収穫。 美味そう!早く食いてー!…しかしアク抜き作業があるので、食えるのは翌日なのだ。

このポイント、どうやら今年は一番乗りっぽい。
今日こそ調査に徹して獲物ナシで帰るつもりだったが、やっぱりタダでは済まんね(笑)
半分は会社のガサ仲間にあげることにした。

 

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2009年4月22日 (水)

ほったらかしアクア

ま~た例年のごとくほったらかしの水槽。

春になって野外活動に夢中になると、そのままどんどんおろそかになって秋に再開…といういつもの調子になり始めてる。
なんたって春は短い。とにかくあっという間に終わってしまうのだ。
ここぞとばかり山菜に没頭するあまり、水槽はますますほったらかしだぁ~
やはりアクアリウムは手慰みに過ぎないのかもしれない。
フィールドの魅力には勝てませんわ。

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グロッソ伸び放題www

クリプトコリネ・バランサエが水面まで繁茂したせいで、照明が遮られて少し暗い雰囲気の水景になりつつある。
一度バッサリ切ってみようと思うが、ロゼット型のトリミングって難しそうだな。
いっそ引っこ抜いたほうがいいかも。

P4221077
立ち上がりすぎですww

グロッソスティグマを育成してみてわかったが、立ち上がったものはほとんど水中根を出さない。
これはいい。素晴らしい水草ではないか。
ほとんどの有茎草が見苦しい水中根を出すのに、なんて使い勝手のいいヤツなんだろう。
しかも他の草や石の縁にさしかかると、適度に立ち上がって境界を自然にぼかしてくれる。
実に私好み(*´д`*)  でもほったらかし。

P4141041_2
水上栽培もモッサモサ。秋にリセットするまでここで退避。

とにかく何か一つに没頭していれば気が済む性格。逆に言えば同時に複数の事が出来ないアホなんですね私は…('A`)

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2009年4月21日 (火)

顔が宍○錠に…!

ブユ(ブヨ)にやられた~~~

山ウド採りに行ったら、虫が顔のまわりにまとわりついてくるのよ。
でもこんなのいつもの事。奴ら蚊ほどステルスじゃないから、だいたい刺されることはない。

テキトーにあしらっていたつもりだったけど、そこでいきなり「チクーーーー!」ってきた。
反射的に叩いたら手のひらにブユが・・・やりやがったなコノヤロー!(#゚Д゚)

あごの左側を刺されて、すぐに痒くなってきて、それでもポリポリ掻きながらウド採り続行~「なぁ~に、たいしたことないさ」
でも本当の恐怖は帰宅後に始まる。

顔がどんどん腫れていく。

左頬からあごの先まで、熱を持って硬く腫れていく。しかも相変わらず痒い。
「ちょ…ちょっと!ブユってこんなに凄かったっけ!?」
ネットで調べてみたら、奴ら「刺す」んじゃなくて「咬む」んだって。
咬む…とな!? 真っ向勝負の恐ろしい奴だ。
ブユなら前にも刺されたことがあるけど、その時はあまりたいしたことなかった。
どうもいろいろ種類があるようで、今回は真打ち登場(笑)ってことだったらしい…

翌日、鏡を見ると宍戸錠に変身してました。
明らかに左右非対称だし。

しかし、「チクーーーー!」から「ペシッ!」までの一瞬でこれだからね。
どんな凄い毒持ってんだよ。

吸血虫といえば、メジナ狙って夜明け前に磯に渡ったとき、仮眠を取っている間にイソヌカカに刺されまくったことがあるけど、あれは地獄だった。
なんたって刺されても全然平気で、ほとんど気が付かない。だから刺されまくり。
つーか磯にそんな虫がいるなんて夢にも思わなかったから。
だいたいそんなところにいて普段何食ってんだよ。

そして帰宅する頃になってから物凄い痒みが襲ってくるのだ…北斗神拳ですか?
しかもぶり返すわぶり返すわで、結局完全に痒みがとれるまで2週間かかりましたよ2週間。

虫も痒みを与えなければ、より繁栄するだろうに。どうして目の敵にされるような進化を遂げたのか不思議だわ。

「雉も鳴かずば打たれまい」って言うのに…(微妙に意味が違うようなw)

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2009年4月20日 (月)

憧れのコシアブラを食す

今日、ガサガサ隊員H氏からコシアブラを頂いた。

ウコギ御三家といえば、タラ、コシアブラ、ハリギリ。
でも残念なことにコシアブラだけは地元の山には分布していない。
どうも少し標高の高い山でないと難しいみたい。
北関東や長野、山梨あたりじゃポピュラーらしいのだが、とにかく山菜の本ではおなじみのくせに食べたことがない。そんなわけでちょっと…いやかなりコイツに憧れていた。
P4201073
こっ!これが「あの」コシアブラか~!本で見た通りだ・・・(当たり前)

とにかく一度は食ってみたいと思っていたので、思わぬプレゼントにびっくり。
H氏も入手先は知人のおみやげで、長野で売っていたものらしい。
この際売り物でも何でもいいや(笑)
P4201071
切り口からいかにもウコギらしい香りがする。かなり青臭い、それでいて爽やかな香り。
P4201074
教科書通りハカマを取って天ぷらにした。さてさて、どんな味かな~?

ワクワクしながら食べてみると…

うん。ハリギリより少し苦みが強い。いかにもウコギ科の山菜という味だ。
なるほど、これは山菜通にはたまらないかも。
しかしコクはハリギリに軍配が上がる。可食部は根本がしっかりしている分、若干ハリギリより多いかな?

もらい物とはいえ、またひとつ経験値が上がったかな?
採取経験はないけど、これでとりあえず味は語れるからね~
貴重な経験をさせていただき、まことに感謝。

タラ…圧倒的な可食部の多さ。適度な苦みとコク。万人向け。
ハリギリ…独特のコクが際立つ味。可食部のマス感に欠ける。
コシアブラ…可食部は根本部分がハリギリより多い。香りと苦みが特徴的。

こんなところでしょうか。まぁどれも捨てがたいけどね。

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2009年4月19日 (日)

タラの木って意外に…

Image144_3 P4181051

一番芽を採った株を再び見る機会が訪れたのだが、実際に見て驚いた。
左は3月29日、採取直前の写真。右は撮影角度こそ違うが4月18日の同じ株の写真。
タラの木は一般に三番芽を摘むと枯れると言われているが、この株は二番芽どころか四番芽まで出している。なんともたくましいというか健気というか、これを見てちょっと安心した。
脇芽を多く出すのは、危機的状況を察知するからだと言われている。この株は北側の林縁に生えていた樹高2mほどのもので、南側が開けているので育成条件も良い。そんな株ごとの条件も影響して、脇芽の数も変わるとは思うが、このまますべての芽が成長するのかと言えば、そうではないと思う。実際目にするのは二叉に別れた木が多いからだ。

ところで、タラの木は他の山菜と比べて、まさに神出鬼没の植物と言えるかもしれない。
暗い杉林が伐採されると、待ってましたとばかりにタラの幼木が生えてきたりする。
いったいどこから来るのだろうか?
実際に観察したことはないが、タラの木の実には果肉もある。これを鳥が食べて生息範囲を広げると考えるのが妥当だろう。
しかも種子は、地面に落ちても条件が悪い場合は発芽せず、休眠状態で何年もいられるらしい。この生命力は驚異に値する。
さらに根からも増える。大きな株の周りに小さな株がいくつも生えているのを見かけるが、あれは親株の根から子株が生えてきたものである。

もうひとつ不思議に思うのは、タラの木の存在意義だ。
この木は日当たりの良い伐採地や林縁に生えるが、そういう場所はやがて遷移して消えゆく運命にある。
伐採地に毎年通ってみるとわかるが、3年もすれば木々が生い茂り、それ以降は日光を遮断してタラの木も絶えてしまう。そんな短い期間に繁茂する意義があるのかと思う。しかも、もし人間がいなければ山火事でも起こらない限りこういう環境は発生しない。明らかに人間の手が入ることで種を存続させているように思える。
自然界では一般に、種(しゅ)は存続・繁栄を目的とし、生物は遺伝子の「乗り物」に過ぎないとさえ言われているが、例えば深海の熱水口周辺に群がる生物のように、そこに生息できる隙さえあれば、どんな過酷な環境でも何かしらの生物が入り込んでくる原理と同じなのだろうか。

そんな意外にも逞しいタラの木だが、実は最近、暗い林床で見つけた苗木を採ってきて、庭に植えてみた。
暗い林床なら、育たずに枯れるのが末路。ならば救済措置とまで言わないが、庭に移植してみようと思った。なるべく自然破壊につながらない株を選んで採ってきたつもりである。
例年なら、春に新芽を採取したあとは用済みのタラの木。今年から一年を通じて観察していこうと思う。

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2009年4月18日 (土)

山菜採り(6)ウド

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タラの芽にうつつをぬかしていたら、結構伸びてしまったウド…。
おそらく3~4日前あたりがちょうど良い時期だったかもしれない。
去年は不作だったので今年もあまり期待してなかったが、そこそこ復活していた印象だった。

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これぐらいがちょうどいいが、少し細いかな。さすがに北斜面はこんな株が多かった。

葉を展開しすぎた株や小さい株はスルー。
特に小さい株を欲張って採ってしまうと、再来年以降の収穫に影響する。
ここも毎年通っていて、おそらく私だけが採取しているポイントだと思うが、実際に手加減することで徐々に増えている。
容赦ない採取は、自分の首を絞めることになる。
昔はそれこそ山のように採れたらしいが、今はこのような気配りが必要だ。
地方に住む人が羨ましい。

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切り口に鼻を近付ける…この爽やかな香り…これぞ春の匂い。

伸びた株は人によって興ざめするが、根本部分は生食、それ以外はきんぴらにするとおいしい。
私は生食も好きだがきんぴらはさらに好き。むしろきんぴら目当てなら少し伸びた株が適していると思う。

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ウドの「殻」。つまり去年の枯れ木。伸びる前の株はこれを目印に探す。幹に毛のないものはシシウドの可能性が高い。P4181054
今日の収穫。地方の人が見たら鼻で笑うだろう。

ウドは保存が利かないので、半分をガサガサ隊員H氏に献上して帰宅。

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むいた皮や葉柄を使って、きんぴらの出来上がり。結構おかずになるのでオススメ。

ウドもなかなか面白いターゲットで、見つける楽しさというものがある。
ただしタラの木のように、条件が揃っていれば必ずと言っていいほどあるというものでもなく、例えばいかにもな場所を見つけて、期待満々で探しても全くない場合も多い。
このあたりでは日当たりが良くてススキの生える斜面に多いように思える。次いで伐採後2~3年経過した場所とその林縁。
また遷移の影響を受けにくい沢筋も、日当たりさえ良ければ探り歩いてみる価値がある。

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2009年4月12日 (日)

タラの芽のゴマ和え

タラの芽といえば天ぷらにて食すのが最上であることは言うまでもないが、いい加減天ぷらも飽きたので今回はおひたし(ゴマ和え)にしてみた。P4091035
太い根本には火が通るよう切り込みを入れ、軽く塩を入れて茹でること2分ぐらい。
醤油、ポン酢、めんつゆの素など、つけだれをあれこれ試してみたが、一番合うのが酢味噌。
ウド同様、ウコギ科の植物には一様にして酢味噌が合うのかもしれない。

天ぷらに比べて「ご飯が進む度」は落ちるが、それでも十分おかずになった。
ただし新芽に密生する産毛の舌触りには少々違和感を覚えた。加熱調理してもこの産毛はそのままで、衣の有無や調理温度の違う天ぷらでは軽減されるようだが、ただ茹でただけでは如実に産毛を感じる。人によって好き嫌いが別れる食感ではないだろうか。

もちろん天ぷらより飽きないので、たくさん食べられるのは言うまでもないし、タラの芽が持つ独特の風味が、芽の部分より根本のほうに多く含まれるということもよくわかった。
次は他の料理法を試してみようと思う。

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2009年4月11日 (土)

山菜採り(5)タラ&コゴミ

ガサガサ隊メンバーのH氏をガイドしながら、先週の標高800m地点を攻略!
攻略といっても何するわけでもない。とにかく朝早く起きてライバルたちを出し抜くのみなのだ(笑)

AM6時に出発し、通行止めゲートに車を置いてひたすら歩く。
行程はGoogleEarthで確認済みだが、実は林道工事中の3年前、徒歩で群生地まで行ったことがあるため、道すがらの景色もおおよその所要時間も把握できていた。
Image147
群生地に続く林道をひたすら歩く…

やたら奥地にあるのはいいが、道沿いなのでとにかく目立つポイント。
いざ現地に着いてみれば、明らかに平日のうちに一通り採取された痕跡がある。やはりというかなんというか、平日に自由な人や林業関係者には勝てない。ま、仕方ないか…。
ところがどっこい、少し落胆しながらも藪に入ってみると、あとから芽吹いた株がそこかしこにあって収穫袋が膨らんでいくではないか。やはり実際に藪の中に飛び込んでみなければわからないものだ。
タラの芽は株によって萌芽に時間差があるので、こうして我々2~3番手の人間も手にすることが出来るわけだ。このへんはありがたい。

帰り道の林道でも、少しでも開けている場所があれば分け入り、見逃されたタラの木を見つけては摘んでいく。むしろこういう木のほうが大きな芽を付けていて採り甲斐があったりする。
途中、高枝切りばさみのような道具を携えたおじさん二名が登ってきた。
「こんにちわ~」
「こんにちわ~」

「どうでした?」
「え…っと(言えない…ここまで登ってきた人に、「この先もう採っちゃった」なんて残酷すぎて言えない)
「ハイキングですか?それとも…」
「え、ええ、ハイキングです(ウソも方便)
「ほほう、どこから来たんですか?」
「え~と、○○沢のほうから(あ!思わず真逆のほう言っちゃった!)
「そこに車を置いて?」
「はい(ウソばっかw)
「じゃあこの先、あ~行ってこ~行けば、車に戻れますよ」
「あ!そうなんですか!ありがとうございます(林道走り尽くしたから知ってるw)
「結構(距離が)ありそうですね(なんて白々しい台詞w)
「あるよーー!(笑)でも健康にいいから(うん確かにそりゃ地獄のコースだわ。本当に行くならねw)
別れてからしばらく苦笑いが止まらなかった(笑)…いい人だっただけに…ウソついてすんません!

Image150
左がH氏、右が私の収穫。H氏には早朝から付き合ってもらったが、面目が保てて良かった。

車に戻って休憩していると、下から来るわ来るわ地元のおじさんたち…!
本当にここは競争が熾烈なポイントだ。
これを見たH氏も、さすがに早朝出発した意味を理解してくれたようだ。

ひと仕事終えて次はコゴミ(クサソテツ)群生地に向かう。
Image152
まったく別の場所。沢筋を歩く。

コゴミはとにかく日当たりの良い沢筋が肝。ただし必ずあるものでもない。
胞子が流れるのか、上流部にあればその沢の下流部にもあることが多いようだ。
自分にとっては夢中になって追いかけるほどの山菜ではないが、これも年中行事の一環である。
Image153
これはちょっと遅めの株。

やはり人目に付く場所は先客に採られていたが、自分なりに穴場ポイントを知っているので十分な量のコゴミを確保できた。
タラの芽と比較して、イマイチ達成感のないコゴミ。一度行けば十分かな。
なぜ達成感がないか…それは毎年生える場所が決まっていることと、それゆえに採取がイージーであることに尽きるだろう。
タラの木は常に遷移の過程にさらされていて、生える場所も年々変わる。これを探し当てる過程が面白いのだ。また標高差で萌芽時期がずれるのも重要なファクターだと思う。
自然発生するタラに対して、コゴミはなかなか分布の範囲を広げない。それゆえ毎年収穫できるフィールドは大切にしなければいけないと思う。
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本日の収穫。

タラの芽も今回が集大成。次はワラビかな?(^^)

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2009年4月 5日 (日)

山菜採り(4)タラの芽

気合いを入れて、去年見つけた標高800m地点にある一大群生地に行ってみたが、さすがにまったく萌芽していなかった。
それどころか同じように見に来た同業者(笑)4人と鉢合わせ。これだけ群生していると、逆に目立つのも仕方ないが、しかしま~熾烈だわ…('A`)
諦めて500m地点まで降り、心当たりのある場所を見て回ったが、こちらは逆にほぼすべてが採取済み。仕方なく一気に場所移動し、点在している株を拾い歩きのスタイルになってしまった。

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それでもなんとかこの収穫。労力には見合わないけど、プライスレスってことで。
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今日一番の大物。こんなぶっとい奴、見たことない。
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ハリギリもしっかり採ってます。

タラの芽は人気があるので、群生地があればすぐバレちゃうし、どのタイミングで採るかも駆け引きになる。なんたってこの木は目立っちゃうからしょうがない。
本当はまったりといきたいもんだが、なかなかそうもいかない。
そういうのがだんだんイヤになると、競争が熾烈な場所を敬遠し、自ずと小場所を探し当てて拾い歩きするスタイルになってしまうが、これもまた楽しい。
藪の中で人知れず成長した株は、思わぬ良型をもたらしてくれたりもする。

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ついでにコゴミも偵察。例によって若い株が先行して葉を展開していた。
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型のいい本命サイズは、まだこの状態。来週採りに来よう。

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人様の竹林で不気味なオブジェクトを発見。

孟宗竹にイノシシの皮を焼いたものを吊り下げてある。しかもそこかしこに…
これはタケノコを守るためのイノシシ除けなのか…? だとしてもこんなのが効くのか…?
ここは確かにイノシシの掘り返した跡が多い場所。毎年来ているが初めて見た。
なぜかブレアウィッチプロジェクトを思い出した(笑)

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2009年4月 3日 (金)

山菜採り(3)タラの芽

今日は会社帰りに山へ直行。道沿いはすでに採取されているので、藪こぎ頑張っちゃいました。
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今年は開幕が本当に早かった。ぼやぼやしているとこんな感じにどんどん伸びてしまう。
でもこれくらい伸びても味は変わらないし、むしろ可食部が増えてお得だったりするのだが…(笑)…タラの芽「らしさ」はイマイチですな。
今日の収穫は、ハバノリをくれた会社の人にあげることにする。
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良型タラの芽をまるごと使って山菜天ぷらうどんを作ってみた。
タラの芽はご飯も進むしうどんも進む。

とにかくまだ日が短い。いかんせん30分ほどでは行動に制限がある。
シーズン到来が早いと、こんな弊害もあるのだ。

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2009年4月 1日 (水)

山菜採り(2)タラの芽

今日は午後から時間が空いたので、標高400m地点のタラの芽ポイントをガサしてきた。

P4010967_2
(林道の特定防止にモザイクかけました…あしからず)

現地に着いてみると、なんと林道の拡張工事が完了しており、アクセスが楽になっていた。
工事の完了日はいつだったのかわからないが、ここがタラの群生地であることは工事人にすっかりバレバレになってしまったことだろう(;´Д`)
アクセスが楽になったからといって喜んではいけない。アクセスが楽になる→すなわち場荒れの予兆でもある。
このポイントを見つけたのは去年。深山にもかかわらずかなりの株が摘み取られていたが、それでもワンテンポ遅れて萌芽した株を拾い歩き、かなりいい思いをした場所で、今年は絶対一番乗りを果たしたかった。ここは標高も高いし、シーズンインも平地より一週間ほど遅れると高をくくっていたが、実際は予想以上に萌芽が進んでおり、先行者の形跡がそこかしこに。残念…今年も一番乗りを果たせなかった。
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こんなに伸びている株も。一週間ほど出遅れたかぁ~
P4010970 P4010982
摘み頃の株を拾い歩くようにして進む。それでも獲物を入れたレジ袋は見る間に膨らんでいく。
P4010977_2
山菜の王様はいつ見ても美しい…たまらん…これぐらいの太さ、開き具合が一番好き。
P4010974 P4010980
楽しい!…何が楽しいかって、とにかく探すのが楽しい!

ここの常連は、多分私以外には一人だけじゃないかと思う。
去年も今年も、先に採られている場所がまったく同じだし、主要な採取スポットだけを攻めて引き揚げている。来たのはおそらく先週末あたりか。
P4010968
これはハリギリ。採取までもうちょっとの辛抱。

「もう一人の常連さん」はハリギリには興味がないのか、はたまたウルシやヌルデと同系列の「ニセモノ」と認識しているのか定かではないが、まったくのスルーを決め込んでいた。確かにタラに比べて可食部の肉厚感はないが、ウコギ科独特のクセと香りは通好みの味といわれている。(もちろんトータルバランスはタラのほうが上)
姿も立派だし、これを摘まない手はないと思うが、不思議と誰も手を付けないようで、どこで見つけても例外なく残っている。周りのタラは全部摘まれていても、である。どうもこの地区でハリギリを採取しているのは私だけのような気がする。知識がない人ばかり…?それもちょっと疑問だ。
P4010979
このぐらいが摘み頃。これは当然キープだべ。
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同じ仲間のヤマウコギ。これも食えるが今は「王様」に夢中だからかまってらんねー!
しかしまぁ、こいつもずいぶん開いちゃってるじゃないの。本当に今年は早いなぁ。

帰り道、標高260m地点を藪こぎしてもうワンポイント攻略。ここでも型モノを採取できた。
標高差を意識しすぎて出遅れてしまったかもしれないが、結果的には大満足で山を下りた。なんと心地よい疲れだろう…あぁぁ~~~楽しかった!(*´д`*)

P4010986
今日の収穫。見たまえ。ジオンはあと10年は戦える。なんつって。
湿らせた新聞紙にくるんで袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で一週間ぐらいは保存できる。
タラの芽はこれができるからありがたい。ウドやコゴミじゃ絶対無理。

写真では重なっていて少なく見えるが、実際は結構な量。
トータル3時間の山ガサにしては大漁。気分も充実!
脳内データベースには標高別にまだまだポイントがある。果たしてまわりきれるか!?

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