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2009年4月26日 (日)

用水路のシジミ

本日は年に一度のドブさらいの日。

ドブさらいといっても、我が家はいわゆる「谷戸」に位置し、周囲には至る所に湧き水があるような場所なので、側溝の水質汚濁は皆無。
下流に行くにしたがって生活排水が流入し始め、徐々に富栄養化し始めるが、上流に位置する我が家周辺の側溝は清らかで、作業も非常に楽でいい。
今日清掃したのは家の裏を流れるU字溝(幅30cmほど・蓋なし)で、生物相は水棲のミミズ類やユスリカをはじめ、それらを餌とするヤゴ(主にオニヤンマ)がいる程度である。

ところが今回のドブさらいで、初めてシジミの生息を確認した。
P4261100
このシジミ、市内の用水路に生息しているのは知っていた(食ったこともある)が、それは平地の水田周辺の話。
まさか裏の水路のような栄養分の低い流れにいるとは思ってもみなかったので、少々驚いた。
P4291103
これは純淡水性のマシジミタイワンシジミのどちらかのはずなのだが、この二種類の識別は非常に困難で、いろいろ調べたが決定打がない。
確実なのはタイワンシジミが帰化生物としてマシジミを凌駕していることで、県内の分布もほとんど取って代わられているということ。
順当に考えればタイワンシジミなのだろうが、証拠はない。
判別するにはDNAレベルの分析が必要なのだろうと思う。ただしハイブリッドも簡単に生まれるというから厄介だ。

それにしても不思議なのが、この貝の侵入経路だ。
上流は山と湧き水、下流は三面護岸の小河川に合流するが、小河川との合流は落差のある滝状になる。
いったいどこから来たというのか…

谷戸でよく行われることの一つに、ホタルの人為的な放流がある。
この際、餌となるカワニナも放流するため、カワニナに付随してタイワンシジミの稚貝が侵入する事例があるという。
確かに我が家の周辺にもホタルはいるが、すべて天然物で、もちろんカワニナの放流など行っていないはずである。

このシジミの分布、調査対象としてはなかなか面白そうなので、もうちょっと周辺を調べてみたいと思った。

もしまとまった量が採れたら、とりあえず……食いたい。
(食いたいんかいっw)

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