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2009年11月14日 (土)

ハンディーウォーマー購入

すっかり初冬。
特に最近は寒い日が続いて、終日屋外作業の部署にいる私も、朝夕は防寒着が手放せなくなってしまった。しかし本格的な冬はまだこれから。いよいよ寒さが増すと、手がかじかんで大変つらい思いをするようになるのだ。

先日、ネットでZIPPOのライターを物色している際に、同じZIPPOブランドの商品で「ハンディーウォーマー」なる防寒アイテムがあることを知った。これ、名前はカッコイイが要は「カイロ」。しかしこれがなかなか面白そうなアイテムで、気になって仕方ない。そこで冬に備えていっちょ買ってみることにした。

Photo
商品はソリッドなイメージで格好良く見えるが、要約すると以下の通り。

◆ZIPPOオイルを燃料とするカイロである
◆最長で24時間持続する(注入するオイルの量で調節)
◆非公式だがキャンプ用ホワイトガソリンもOK
◆使い捨てカイロの14倍の熱量を発生する
◆公表はしていないが、ハクキンカイロのOEMらしい
◆原理は白金触媒による燃料の酸化反応で、なんと大正時代から実用されている
◆日本だけでなくアメリカでも発売されている
◆実売価格2400円~3400円ぐらい

そういえば中学生の頃だったか、友達の一人がハクキンカイロを持って来たことがあった。その時触らせてもらった記憶は、やたら熱いの一言。使い捨てカイロでは発熱が穏やかすぎて、こうはいかないだろう。あの記憶通りの発熱量なら、手先が冷えて仕方ないときなど、これはうってつけではないだろうか。

Pb141814
仕上げはZIPPOらしさを前面に打ち出したもの。

Pb141812
蓋を開けるとフェルトのような触媒が現れる。非常に単純な構造。

昔からあるハクキンカイロの仕組みはよく知らなかった。てっきり中で小さな炎が燃焼していて、しかも高価なものだと思い込んでいたが、実際は白金触媒が炎を立てず燃料を緩やかに酸化するものだということを知った。
さてさて、実物が届いてみるとなんとも簡素な構造だ。本当にこんなもので機能するのだろうか。にわかには信じられない。
まだカイロを使うほど寒くはないが、まずは興味津々で試運転してみることに。
付属のカップでオイルを計る。試運転だから目盛り一つ分(6時間分)にして注入し、説明書通り触媒(ZIPPOは「バーナー」と称している)をライターで炙って蓋をし、付属のフリース袋に入れてしばし待つ。
すると…徐々に温かくなってきたぞ!
Handywarmer_2
概念図。たったこれだけの単純な構造。

そうしているうちにカイロはより高温になり、軌道に乗った燃焼を続けるようになった。
これは…何気にスゴイ気がする。使ってみて初めて知る、この充足感は何だろうか(笑)
例えるなら「固形アルコールでプレヒートを要する灯油バーナー」を使うようなアナログ感がたまらないのかもしれない。燃えていないようで懐中で確かに「燃えている」不思議な感覚。
あまりに不思議なので暗闇で蓋を開けてみると、触媒の表面がほのかに赤く光っているではないか。カイロは「懐炉」と書くが、本当に「懐炉」だった。

点火したのが20時頃で、結局翌日の11時頃まで稼働していた。
スペック上は6時間で止まるはずだが、実に15時間ものロングラン。ただし周囲の温度によって変化するとのことなので、これから使い込んでみなければわからないだろう。

今年の冬は野外活動が楽しくなりそうな予感。仕事以外に夜釣りなどでも使っていきたいと思う。
大正から現代まで変わらぬ構造・原理を貫くこのアイテムは、身体はもちろんのこと、心まで温めてくれる何かがある。
久々に心地よい道具に出会えたような気がする。

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