zippo #200
定番の#200が届いたが、思ったよりヘアライン加工がザラザラ。
ずいぶん安っぽい気がするが…こんなもんかね?
「滑りにくくていい」という向きも多いが、本当に粗めの加工で、触った瞬間「バリが取れてないのか?」と思ったほどだ(^^;)
こんな仕上げでも、「歴史がどーたら」とか「マニアが最後に行き着くのがコレ」とか言われちゃうと「そ…そうなのか…」とつい納得させられてしまう。値段が安いからなくしたときのリスクも少なくて済むし、まぁいいか。
肝心の音は、「シャキン!」というほぼ想像通りの音。
最初に買ったニッケルメッキモデルより軽快な音がして、なかなかいいと思う。
ニッケルメッキモデルは、上蓋の中にあるコの字型のパーツをラジオペンチでいじり倒して、音がどう変化するか実験台にしてみた。
コの字型のパーツを少し持ち上げてやると、「キン!」という甲高い音に変化することがわかったので、#200も同じような細工を施したが、どうもメッキ厚の差が出るようで、結局「シャキン!」の「キン」がわずかに際立つ程度にとどまった。しかしなかなかシャープな音なので、これでよしとする。
zippoにはマニアやコレクターと呼ばれる人がいる。
今まではそういう人たちに対して、「色柄が違うだけの同じライターを集めて何が楽しいのだろう」という認識しかなかった。
しかし、同じモデルでも個体差や使用年数により開閉音に違いが出るという要素が加わると、さすがに気持ちが理解できるようになってきた。
こんな小物だが、なかなかどうして奥が深い。(^^)
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