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2010年8月30日 (月)

エクストレイル20GT(AT)その2

昼間、ETCの移設を完了。
今日はエクストレイル20GT(AT)の素人インプレを・・・

M9Rエンジン
結論から言うと、ディーゼルなのにガソリン車と変わらない静粛性というのは、さすがに大げさ。
車外から聞くアイドリングは、ディーゼル特有の「カラカラ」音がするものの、昔のディーゼルと比較すれば驚くほど角が取れたマイルドな音質になっていて、これなら隣家の迷惑にならないのではと思うほどである。その進化のほどは素晴らしい。
車内に移ると、かすかにカラカラ音が聞こえる程度。走り出すと、「ゴロロロロロロ~」という感じの、ガソリンとは明らかに異質な音で(当たり前だが)、静粛性はガソリン車の20Xにはるかに及ばない。が、これも覚悟の上なので目をつむれるし、慣れの問題もある。しかしさすがに「ガソリン車並み」は言い過ぎだと思った。

街乗りと高速道路
街乗りでは出足がもたついて扱いにくい。
走り出してしまえばこっちのものだが、それまでの特に2速あたりでストレスを感じる。
嫁さんも「この車は重く感じる」と言う。確かにストップ&ゴーを繰り返す住宅街の路地などは、正直言って止まるたびに気分が沈む。
反面、高速道路は得意。2000~2500回転のトルクバンドに乗せて、ぐんぐん加速する感じが気持ちよく、昔ミストラルでヒーヒー言いながら追い越ししていたのがウソのよう。この車なら追い越し車線の住人で居続けることができる。ただし速度計は4km/hほどハッピー仕様になっている。(GPS計測比)

峠道
走り屋じゃないので細かいところまで分析できないが、セレナからの乗り換えなので、そりゃもう革命的。少々オーバースピードでも思った通りのラインをトレースできるのは、セレナでは不可能な芸当。ミニバンの平らなシートと違い、体を左右に振られることもないのでハンドリングに集中できる。つくづくSUVに乗り換えてよかったと思った。
上り坂に差しかかっても2Lクラスのミニバンやコンパクトカーのような息切れ感はなく、登坂前の速度をキープするのが楽。下り坂のエンブレはマニュアルモードを使うが、シフトダウンの反応がワンテンポ遅れていまひとつ。また+-が上下逆のほうが感覚にマッチするので、今のままでは慣れが必要。
やはり峠道はMTがいいと思った。ATは車の状態を把握するのが難しい。

乗り心地
かなり重厚感がある。ミドルクラスSUVとは思えないどっしりした感じで、高級感があるとも言える。タイヤが大きいとこうも違うのかと感じたが、裏を返せば軽快感がない。シートの座り心地は車歴の中で最高だが、座面角度の調整がないので、高さを上げると太ももの裏が座面前方のエッジに干渉してペダルが踏みづらい。

P1000100
タイヤはエルグランドと同一サイズの225/55R18

室内
前席は適度な圧迫感がありスポーティーな印象。そのかわり手荷物を一時的に置く場所はない。覚悟の上なので仕方ないが、やはり不便だ。
後席の足元は狭い。前席を十分に余裕の出るところまでスライドさせてしまうと、後席から苦情が出るかも。オートバックスでガサ仕様のフロアマットを買ったが、なんと後席用は軽自動車用がほぼドンピシャ。ちょうどピッタリの商品が見つかって嬉しいのだが、後席フットスペースが軽自動車並みというのはちょっと屈辱的かも(^^;)
とはいえ、一応大人四人が長距離移動できる広さはある。ほぼプリウス並ではあるが、こちらは頭上スペースがある分マシだと思う。

P1000102

燃費
高速道路ではメーター読みで17~18km/Lぐらい。一方、道が狭く信号だらけ、ヘタクソドライバーうじゃうじゃでノロノロ走りを余儀なくされる私の地元では9~10km/L。
燃費計は少々ハッピーメーターなので、満タン法だと高速16km/L、街乗り8km/L程度となった。ただし同じ街乗りでも、交通量と信号の少ない地方の幹線道路などでは、おそらくかなりいい数値が期待できる。

総評
遠出に向いた車だと思う。とにかく走り出してしまえば、あとは気持ちいい。
燃料代など気にせず、アベレージスピードが高めな道をロングドライブするのに適している。もちろん高速道路も。そういう意味で「GT」の名は伊達じゃない。
そしてディーゼルエンジンで走るという楽しさ。私のようにエンジンをうるさく回して走るのが嫌いな向きにはちょうどいい。購入前に20Xにも試乗したが、こちらはガソリン+CVTのおなじみのフィールで、街乗りの扱いは軽快だったが今ひとつ味がない気がした。ディーゼルは音が気になるが、これも味のうち。「遅い・うるさい・きたない」を根底から覆す痛快さもいい。
「価格差を償却するには8万㎞乗る必要がある」などとセコいこと言っている記事を目にするが、それはナンセンス。ほとんどの人は純粋にクリーンディーゼルに乗りたくて買っているはずだ。
グレードは、都会暮らしならガソリンAT、私のような中途半端な田舎は20GTAT、さらに田舎なら20GTMTがいいと思う。

おまけ
Dオプションのカーナビ「HC510D-A」のTV受信性能に驚愕。
4チューナー×4アンテナ搭載で、言わば贅沢なダイバーシティー機能のようだが、絶対に受信不可能と思われた自宅車庫でも、途切れずにワンセグを受信できたのには驚いた。(友人の309シリーズでは不可能でした)
自宅を出ると、山間部を除いてほとんど途切れることはナシ。12セグで受信可能なら自動切り替えで段違いの画質に切り替わる。地上波TVなんてあまり見ないが、これはさすがに感動モノでした。

以下、色合いの参考として画像をupしておきます。
私自身、ブレードシルバーのイメージが湧かなくて、いろいろと画像検索したのですが参考になるものが少なかったことで苦労しました。というわけで色でお悩みの方のお役に立てたらいいなと思います。撮影時の天候は、少し薄雲のかかった晴れです。(クリックで拡大)

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