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2011年4月

2011年4月24日 (日)

800m地点のタラの芽

疲れた。実はこの記事書いているのは26日。今回のガサはかなり身体にキた。
自分もまだまだイケると考えてたけど、それほど甘くはなかったね。

さて本題。亀将軍と約束して、24日の昼からタラの芽採りに出掛けた。
おそらく今年最後か、その一つ前かってとこだろう。麻雀で言えばオーラスかラス前。ここまでの点棒は40,000点ぐらいかな。ちなみに去年は60,000点ぐらい(笑)
場所はシーズン終盤に必ず訪れる800m地点だが、今年は他の用事に邪魔されて出遅れた感がある。いくら標高が高いとはいえ、年々人に知られて手垢が付き始めると競争は熾烈になるし、そろそろヤバイのではないか。しかも今回は日曜日昼からの出撃。土日休みの「一般人」に先んずるためには、土曜日早朝出撃が不可欠。事実過去もそうやってきたわけだが、今回はそれより三手ぐらいは遅れた出撃。こりゃちょっときびしいかもな・・・

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変に期待しないようにして、林道を登る。

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ポイント到着

予感は的中。もう手の届くタラの芽はすべて摘まれていた。
想定内だから精神的ダメージは少ないが、ここまで来て手ぶらで帰るわけにはいかない。
こうなりゃ法面(のりめん)登っちゃうか!
残された道は、法面とそこに面した林床へ突入して、誰も採らなかった(採れなかった)タラの芽を拾い歩きするしかない。でも・・・すごいイバラ。

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いざ法面のイバラへ突撃!・・・やっぱこうなりますか。

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完全防備で藪こぎする亀将軍

BDU(いわゆる迷彩服)で武装した私に対し、亀将軍は使い古したレインウェアの上下。
将軍曰く「棘が引っ掛からないのがイイ!」そうだ。確かにそうは思うが、暑くないの?私には到底無理。
藪こぎは写真で見ると大したことないように見えるが、藪のほとんどがモミジイチゴなどの棘のある植物で構成されており、さらに蔓草が手足の自由を奪うため、実際はかなりキツイ。その上土壌がやや柔らかく、ちょっとした斜面でも足場が不安定になり、バランス取りでまた体力を使ってしまう。
結局切り上げたのが16時。過去最も効率の悪いタラの芽採りになってしまった。

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私の収穫・・・少ない!

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亀将軍は頑張りました!

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レジ袋でこんな感じ

収穫を親戚にあげたら、後でお礼の電話が掛かってきて、大好評のうちに天ぷらは「瞬殺」されてしまったそうだ。
獲物をあげるならリアクションの大きなところに限定したいと常々思っている。さもなくば苦労や価値をわかってくれる人とかね。

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2011年4月13日 (水)

シーズンも中盤!

いたたた・・・・

今日の藪こぎで枝が目に入ってしまい、今左目のフォーカスが合わない状態。大丈夫かな・・・

今日は役所に用があったので、午後から半休。当然ながら余った時間は山菜ガサに費やした。
まずは先日行って早すぎた砂防ダムから。

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もういいだろうと思ったら

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バッチリ採られてた・・・orz

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でもなぜかこんなのとか

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こんなのや

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こんな立派な株が残っていた

残りの株の伸び具合から察するに、土曜日辺りに青田刈りってとこか。
もうちょっと待てば食べ頃だったんじゃないかと思うが、こんな山奥まで来て引っ込みがつかなくなったのも一応うなずける。でももったいないなぁ・・・

楽しみにしていた収穫を軒並み横取り(自己中な表現ですなw)されてガッカリだったが、残り株とさらに私しか知らない藪こぎの彼方の分を収穫してみれば、かなり満足のいく量が採れた。
タラの芽競争はタイミングの読み合いと伸び具合の妥協。これに尽きる。自分にとってまだ早いと残せば、それではとばかりに他人が容赦なく採っていくのが普通で、このへんがもどかしいところ。みんなもっと可食部が増えるまで待とうよ!と言いたい。

砂防ダムを後にして、次なるポイントへ。
ここは標高400m。以前プロファイリングがどーのこーのと書いた場所だが、間違いなく先行者にやられているはず。てゆーか実際やられていた。ああもちろんここまでは予定通りですよチクショ~(;´Д`)

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遷移が進んでいる林床。あと1~2年の寿命だろう。

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It's too late.

目につくところは全滅。でもちゃんと隠しポイントは用意してあるのだ。
藪こぎ&藪こぎ&藪こぎで、手つかずの株を渡り歩いていく。
一番乗りが出来ず、先行者以上の苦労を強いられるのは悔しいが、実は一番乗りしたところで摘める株だって限られている。
結局、タラの芽採りにベストタイミングなんてーものはなく、順次萌芽するからこそ複数のガサ師に行き渡るようになってたりする。

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うひょ~♪

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薄暗い林床にて。中央に2本あるのが見えますか?

最後にダメ元でメインの林床に出てみると、摘み頃に伸びた株が何本もあった。
林道脇の人目につく場所で、こんなに収穫できるとは思ってもみなかった。タイミングが良かったのだろう。おそらく先行者が来てから一週間近く、ここには誰も来ていない。だから後発組の株を摘むことが出来た。林道脇でたくさん収穫できるなんて、なかなか経験出来ることではない。

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暗い林床を好むアオキの勢力が増してる。こうなるとこのポイントもそろそろ寿命。

さ~て帰ろうかと思ったその時、遠くで林床を踏みしめる音が聞こえて、思わず身を潜めた。
音の主は犬を連れたおじさんだった。

「はは~ん、此奴がライバルだったのか」

おじさんは(注:私もおじさん)私が「焼け野原」にしていったエリアを歩いてタラの芽を探している。
「フッフッフ・・・探すがいい。そして徒労に終わるがいい。今まで毎年のように先行された悔しさを噛みしめるのだ」
まさにおじさんVSおじさんの闘い。しかしね、平日に犬の散歩がてらこんな標高の場所に来られちゃーね、そりゃ勝てませんよあんた。暇なおじさん恐るべし!(注:私も暇なおじさん)この闘いは来年も私の負けだろう。今日、一矢報いたことはせめてもの慰めであった。なーんつって。

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ポイント2ヶ所合計の収穫。週末はご近所で天ぷらパーティーの線が濃厚。

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2011年4月10日 (日)

タラの芽&ノビル

亀将軍と山菜採りに行ってきた。

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下界を一望するロケーションで最高の結果を!

なんて甘いことは考えてない。
ここはいわゆる有名ポイント。かつて隆盛を極めたこの場所も、今やタラの芽ポイントとしての旬も過ぎて衰退の一途をたどっている。しかしシーズン中に一度は訪れて、植物相の推移を確かめたり、山歩きに身体を慣らしたりする。最近ではウドの群生が発見されたこともあり、4月の下旬には再び訪れる予定の場所である。

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林床に生えた若い株

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それをいただく将軍様

結果はタラの木が激減していたり先客に採られてたりで予想通り。
メインから外れた林床で、わずかに収穫があった程度だった。
周囲を軽く調査した程度で下山して、心当たりのある里山に移動し藪こぎ。ここはあまりに藪がきつく、写真を撮る余裕もなかったので画像はナシ。結局はここで適度な収穫を得るに至った。

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二人で採取したタラの芽。収穫は最近多忙で可哀相な将軍様に譲る。

途中、別働隊のハカセからメールが来て、コゴミ、タラの芽、ハリギリの収穫があったとのこと。
へぇ~もうハリギリOKか。そういえば今年は下草狩りのおかげでハリギリをまだ食ってない。

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最後はノビル採り

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太い株を選定して引っこ抜く。

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無尽蔵のノビルポイント。つーか普通の土手とか畦。 

今なら葱坊主になる前に収穫できると思ったのだが、ノビルもまだ茎がしっかりしていないため、引っこ抜く際に切れてしまうものがほとんど。こいつは予想外だったというか、勉強になった。だがそこにゲーム性があって、ついつい熱くなってしまう。「ブチッ!あーチクショウ!」「ブチッ!あーチクショウ!」の繰り返し。

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なるべく土がやわらかい場所に生えているものを狙うが、それでも茎が切れやすい。

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帰宅するとハカセからコゴミの分け前が届いており、これは天ぷらとおひたしで食した。 

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2011年4月 8日 (金)

帰宅後の新ポイント

明日はゆっくりタラの芽探して楽しもうと思っていたが、どうも雨らしい。
仕方ないので帰宅後急いでガサ装束に着替え、去年目星をつけていた谷の林縁に降りてみた。

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「外道」の成長が進んでいるので、ポイントとしての寿命はあと2年ぐらいだろう。

場所は自宅の近所だが、仕事を終えてからなので暗くなるまでにカタをつけたい。プレイ時間は約1時間ってとこか。
去年は上から眺めて「怪しい」と感じていただけの場所。実際に降りてみると意外なほど多くの株が見つかった。タラの芽探しでは現場の藪に入ってみないとわからないこと、見えないことが本当に多い。遠くから眺めただけでは2~3本の株しか確認できず、一見上り下りをためらいがちになるが、そこまで行って初めて群生していることが判ったりする。いくら足を使っても収穫に結びつかない時もあるが、道がどうつながっているかとか、こんな植物が生えてるとか、いきなり開けた場所に出るなどの新発見に出くわすことに楽しさを見出せるようになれば、山菜採りは単なる採取活動ではなく、もっと奥深いものになってくる。

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日が暮れてきた。早くしなければ・・・だがまだまだ株がある。

今回の場所はまっすぐ1本に伸びた株、つまり手つかずの株が多かった。
やはりここまで下りてくる人はいないのだろう。付け加えてこんな人里近い場所でタラの芽が採れると思う人も少ないのだろう。

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型モノ頂きました。

ここまで文章は冷静を装っているが、実際はウハウハ(笑)。
何たって目星をつけた場所が目論み通りのBingo!だったわけだから、こんなに楽しいことはない。収穫は真鶴のベテランガサ師に献上することにした。

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本日の収穫。年々経験値が上がり、小さいものはスルーする余裕が身についた。

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2011年4月 7日 (木)

用事の前に山菜採り

今日は午後から休みを取り、藤沢まで親父の見舞い。
出発の15時まで少し時間があるので、相棒のセローで標高470m地域を視察(てゆーかあわよくば収穫)してきた。

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見よ、このヒノキ花粉の激しさを!花粉症?そんなものは都市伝説です。

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毎度おなじみ砂防ダム

標高470mにあるこの砂防ダム、昨シーズンのデータでは4月10日に先発組、4月21日に後発組を収穫しているが、今年は5~10日ほど遅れている印象で、99%の株がつぼみのまま。まぁ遅れているというか、昨シーズンが暖冬だったので平年並みかもしれない。あ、これ前回も書いたわw

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まだ固く閉じたまま・・・

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これは収穫までもう少しの辛抱!

結局収穫に至る株はなく、手ぶらで下山。まぁ高い場所はもうちょっと我慢だね。周辺にもいくつか心当たりのポイントはあるが、サクッとあきらめて標高90m(里山エリア)の去年発見したポイントへ下り、そこでまずまずの収穫を得るとタイムリミットの15時を迎えた。

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型モノ混じりで一家族分+αを確保!

里山エリアでも、まだまだ萌芽しない株があり、これからまだ楽しめそうな感じだった。
同じ標高のソメイヨシノは8分咲き。やはりタラの芽の収穫時期はソメイヨシノの満開に同期しているようですな。

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2011年4月 3日 (日)

山ガサ出撃

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庭のタラの芽(小さい方の株)

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大きい方の株はまだこの状態

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コゴミも着々と萌芽準備

日本列島、特に東日本では震災のショックを癒すにはほど遠い状態。
加えて先日、親父が脳梗塞で倒れて入院する事態に陥り、ここ最近命の尊さについて考える機会が増えてしまった。
こんな状態で浮かれてもいられないが、沈んでいてもしょうがないし・・・
何はともあれ今年も山菜シーズン到来。手始めに標高の低い里山から歩いてみた。

去年はかなりの暖冬だったため初物は3月27日に収穫しているが、今年は冬が寒くて平年並み(?)の開幕日。まだほとんどの株が萌芽していない状態。
だがそれも場所によって。終日日当たりのいい場所では摘み頃を迎える株がちらほら見受けられた。

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下草狩りでかなりやられてしまったが、数年に一度こういうリセットも必要。

ちなみに自宅近所の里山も、手入れされてしまってほぼ全滅。毎年少量ながら仕事帰りの収穫を得ていたが、下草以外にも多くの杉を伐採したため、今後はリセット効果が期待できる。
ただし新たにタラが発生して収穫に至るまで、おそらく3~4年を要するだろう。でも3~4年経ったらもう50前じゃないか。ああなんだか眩暈がしてきたよ。

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手入れを免れた株。いい伸び具合。

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今日一番のご立派

冬の間、怠惰な生活ですっかり衰えてしまったかと思われた自分の脚力だったが、いざ山を歩いてみると、どこから力が湧いてくるのか、さすが欲と二人連れの二人三脚は強い。獲物がそばにあるとなれば多少息切れしてでもどんどん登り、携行したタオルで汗をぬぐうほどの運動になった。そういえば「週に一度は汗ばむ程度の運動が必要」って健康診断の紙に書いてあったっけな。

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シーズン始めの収穫はこんなもんでしょう。

タラの木も大小ある中、まず若い株から萌芽する場合がほとんど。ウチの庭にあるのも例にもれない。
どうしてだろう?
そこで、シオデに続く自分なりの仮説なんだが、どうも動物による食害を回避しているように思えてならない。
ウコギ科の山菜は生だと苦みが強く、茎や葉に棘があるものが多い。これは明らかに鹿などの草食動物による食害から身を守っているわけだが、それでも背の低いうちはより食べられやすいというリスクがある。そこで天敵の活動が鈍い時期から新芽を展開して、少しでも早く棘を硬化させて身を守る。一方十分に成長した株は天敵が食べようにも届かないので、のんびりと新芽を展開すればいい。そう考えると少しは辻褄が合うのだが、どうだろうかね。

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