フェザーストーブ442
先日、コールマンのフェザーストーブ(442-726J)をポチってしまった。
出先でも庭先でも、別に今ある508Aで必要十分なんだが、10年以上も使っているとそろそろ浮気心がムラムラと湧いてきて、ポッチャリさんよりスリムで小柄な子が気になってしまう。
一時はマナスルの灯油ストーブにも食指が動いたが、プレヒートものは点けたり消したりが自由じゃないので諦めた。味と燃費は最高かもしれんが、自分の使い方には向いていないと思った。
しかしまぁこれでツーバーナーの413HやUNIFLAMEのカセットガスモデル2台を合わせると5台のストーブが我が家にあることになる。ヘビーキャンパーでもないのにいかがなものかと考えるが、自分でもよくわからん(笑)。多分火に対する男の本能ってヤツかも。
さてさてこのフェザーストーブ、さっそく試運転とばかりに点火してみたが・・・出来ない子だったんだなこれが。
衝動的にブン投げたくなった。
強火も弱火もほとんど変わらんじゃないかYo!
これ以上絞ると消えちゃうし、どうにもならん。
これじゃメシ炊けないどころか、ただのガソリン燃焼装置。
燃焼装置=バーナー ・・・うん確かに間違いではない(笑)
間違いではないが、いくら何でも酷すぎやしませんかい?
小柄でスレンダーな子の外見は二重丸だが、性格はキツくてわがままだった。
ま、メシ炊くのに向いてないってーのは事前調査で知ってましたよ。でも中火と強火の区別がつかんってーのはイカンでしょ。これじゃ湯沸かし専用機じゃん。
思えば既存の508Aがアタリだったのかもしれない。とろ火とまではいかないが、なんとかメシが炊けるほどの弱火が可能で、これをもってして当然と育ってしまったのが悪かったかも(笑)
チャレンジャー海淵まで沈みそうなガッカリを何とかすべくググってみると、ツーレバーのジェネレーターに付け替えるしかないことが判った。そういやー昔ワンゲルで使っていたコールマンは、今思えばツーレバー。でもなんでレバー(コック)が二つもあるのかよく理解してなかった。どうしてワンゲル部員がそれさえも理解してなかったのだろうと考えてみたら、自分の班は毎回のようにホエーブスだったことを思い出した。確かに点火が楽なコールマンは取り合いだったからな・・・。
さてコイツの改良だが、追加で3,500円の出費になるけど、もうやるっきゃないでしょ('A`) だって調理できないストーブなんて焚き火以下だよ・・・(涙)
ツーレバージェネレーター508-5891に換装した図。
ネイキッド状態は燃焼テストのためだが、意外とカッコよかったりする。
見違えるほどの弱火は既存508Aを凌駕するが、とろ火とまではいかない。
ツーレバーの効果がはっきりと出て、ひとまずの成功に胸をなで下ろした。
あとは1mm厚のアルミ板でブラケットを自作して取り付ける。
必要な工具は金切りバサミとドリルとヤスリ。厚紙で型紙を作って、穴開け位置や折り曲げ位置、奥行きを事前検証しておくのが無難。
【結論】
ツーレバーを平気で廃盤にするアメリカ人は、米など炊かない。コールマンの付加価値はもはや歴史のみ。国内メーカーによる、日本人のための高性能、堅牢にして精緻、そして情緒のあるガソリンストーブの開発を。しかし不思議と誰もやらないのは何故?特許の問題とかあるのかね?
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