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2011年9月11日 (日)

ラゲッジルームに常時電源

No Limit!!
ガサマシーン時々寝床そして平日はほとんど嫁の足である我がエクストレイル。いや、どちらかと言えば嫁のエクストレイルか・・・
ラゲッジルームにはさすがSUV。写真の通り電源ソケットが装備されておりやす。
このソケット、車中泊でスマホを充電しながら使うことを考慮すると、なおさら重要性がクローズアップされてまいりやした。
電池切れの早いスマホを車内でゴロゴロしながら安定的に活用するなら、このソケットは最高に心強いのだ。

P1000701_r

なんたってソースはACC電源。キーをひねっておかないと電気が来ないのが素晴らしい。
ってちょとまてーーーーーい!!!

よく考えてみよう。

誰がキーひねったままゲート開ける?

いやいや使い方は他にあるかも。んじゃ別のシチュエーションも想像してみようか・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

思いつかん!

そもそも、

車停める

エンジン切る

外出てリアゲート開ける

まぁこれが自然な流れだわな普通。それをアンタACC電源ってどんだけ・・・
ACCをONにすればカーナビやらも起動状態になっちゃうし。

これ、せっかく付いてるのにもったいないなぁ。
そう思うと常時電源化せずにはいられなかった。

じゃあ頑張ってみようか。
まずどこから電気を取るかってことになるが、よく見ると左右ともリアゲートへ配線パイプがつながっている。とりあえずソケットのある左トリム外せば何とかなるだろうと。

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ここ(リアシートベルト支点)と
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ここ(ルーフサイドアンカー)と
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ここ(トノカバーストッパー基部)と
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ここ(サイドフック)を外してから
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トリム外し開始(もちろん内張りはがし工具を使います)
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メリメリメリ・・・大丈夫かオイ
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あ~あ、やっちゃったよ。

これでリアゲートにつながる配線がむきだしになった。
正直これほどの規模でトリムを外したことがなかったし、素人がここまでやって大丈夫かと不安がよぎるが、とりあえずは配線があってよかった。もしなかったら、その時はルームランプから天井通して取るつもりだった。

P1000693_r
さすがにリアサイドのトリムとなれば大きく、押し込むピンがたくさんある。これ・・・戻せるんかいなwwwすんげー不安。
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検電テスターで探っていくと、一番左のカプラー内に安定した常時電源を発見。
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ピンクの線が電圧も高くて使えそう。ただし何の電源かはヒューズ外してみないとわからないが、何の躊躇もなく続行(笑)
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「電源取り出しコード」で対処の予定だったが、カプラーの裏から細い端子を突っ込んで分岐させるという単純かつアバウトなオレ流に変更。メリットは配線が無傷で済むこと。
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抜け防止に世界四大発明の一つであるタイラップで固定する。発明したタ・イラップ氏に感謝(民明書房・刊)
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さていよいよ佳境。ソケット裏から+配線を引っぱり出す。
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上から下ろしてきた分岐線と圧着端子で結ぶ。持ってて良かった電工ペンチ。
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めでたく常時電源化に成功。

分岐コードはそれほど太くないし、電源ソースもリアゲート内にあるワイパー・ナンバー灯・電磁ロック系・リアゲートランプ・熱線のどれかなので、アンペア数の高いものは注意が必要だが、おそらくそれほどの機器を使うこともないだろう。
トリム嵌め込みの風景は割愛したが、やはり少々手こずった。
下の方は爪で勘合させているので、これをなんとかクリアすればあとはゴムハンマー、張り手、蹴りで固定ピンをはめ込むことができてホッとした。
組み立て工場ではこのトリムを先に取り付けたあとに、下半分のトリムを取り付けているのが構造から推察できる。それを逆の順番でやったわけだから少々曲者だったというわけだ。
フェザーストーブに続きまたまた達成感に浸って満足満足!
DIYたまんねーーー!(※ただし低難易度に限る)

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