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2012年9月29日 (土)

アナジャコを新兵器であーしてこーしてやった

マッカチングが楽しい、超楽しい、なんも言えねー初秋。(どこかで聞いたフレーズ)
しかし今週末は満月の大潮で、さらに台風接近で海は荒れ模様ときたもんだ。
え~いこのままでは「土日も何もせず終わっちゃったな…(溜息)」とサザエさん見ながら自己嫌悪まっしぐらじゃないか。
ヤバイヤバイ何か達成感を得るイベントはないものかと少ない脳みそで必死に考えたら…

「ピコ~~~ンflair

そうそうありましたよやるべきことが!

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ワシと一緒に泪橋を…ってちょっと違いますな



第三次アナジャコ十字軍遠征です!来たぁぁぁぁあああ!
(勝手に盛り上がってます)


今回はレインボー経由でなく、渋滞を避けて横浜ベイブリッジ経由です。
したがってあの日本一低俗な放送局の自慢げな社屋が視界に入ることもなく、ちょっと気分がイイ往路ですね。なんつって。
今回も朝早くから亀将軍と二人連れでやってまいりました。てゆーかテキトーに撒き餌したら食いついてきました(笑)
そりゃあここまで行くにはそれなりの交通費がかかりますので、単身で乗り込むのはちょっともったいないのです。
アナジャコは十分にゲーム性のある獲物なんですが、いかんせんライトすぎるのです。(^^;)
前回のラスト「次回は自分なりの新たな作戦で!」と高らかに宣言してますが、ちゃんと作戦を用意してきましたよへっへっへ。

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9時に現場ED川到着。
まずは堤防から引き具合を確認しますが…ソコリ10時半のわりには引きがイマイチです。
おそらく外海が荒れているせいで十分に引ききらないのでしょう。(byちよさん)
それにしても何か臭いです。
例えるなら干物の臭いを強くしたような臭い=漁港の網干場の臭い。

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下りてみるとガザミが複数死んでました。何とももったいない光景です。
最初は原因を理解できなかったので、さすが湾奥。こんなガザミがいるならカニカゴでも仕掛けてやろうかなどと呑気に考えました。でもこれは序章に過ぎなかったのです。さらに進むと…

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な、なんか凄いことになってますよ!

ハゼ・アナジャコ・ガザミ・マテガイ・その他貝類の累々とした屍!何ですかこのおびただしい死骸の量は!
一帯がやたら臭かったのは、これらの死臭だったというわけです。
ここを教えてくれたちよさんメールすると、水曜日に青潮が発生して生物が大量死した事実を突き止めてくれました。
せっかくここまで遠征に来たのに、これは悪夢の予感…それ以前にもったいないことこの上ない。

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生存者発見。かなりお怒りのようです。

ひょっとしたら地中のアナジャコも全滅なのでは!?
かなり絶望的な状況ではありますが、ともかく表層土をめくって筆を挿して待ちます。
穴は…まぁめくれば普通にありますな。このへんは異常なし。

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さあ来い!

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・動きませんね。筆が。まったく動きません。

やっぱり今日はダメのようです。恐るべし青潮ですね。
あぁそれにしてもこんな日に当たってしまうとは運が悪い。
確かに9月に入ってから結構暑い日が続きましたもんね。
あれで水温が下がらぬまま、プランクトンの異常発生につながったに違いありません。
もしソコリを迎えた時点でもダメなら、今日は男らしくスッパリ諦めて帰りましょうか亀将軍。…亀将軍?

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ってオーーーーーイ何これどういうことよ!?何でアンタだけ捕れてるの!
またもや手掴み系で惨敗を喫するのか私は?
なになに?筆を使ってないの!?

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獲物が穴から顔を出す→横から細長いヘラを挿し退路を塞ぐ→指で掘ってゲット

なるほどそういうことですか。
確かに今日のアナジャコは筆と戦う気がゼロ。でもなぜか穴から顔を出す行動には出る。
ならば待ちから攻めへ、受動から能動へと戦法を変えることで対処すればいい。
さすがは亀将軍ですな。秘策があると往路で自慢げに語っていたのはこれだったんですね。そうとわかればこちらも新兵器を起用しましょうぞ。

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名付けて「シャコハグハグ~」(ドラえもんの声で)

説明しよう!(ここはヤッターマンの富山敬の声で)シャコハグハグとは、単なる100円ショップのトングではない。NASAで考案されたラジオペンチの技術により、先端を見事穴の壁にフィットするよう加工した、SWATでも採用されている対アナジャコ決戦兵器なのである。アナジャコが穴の縁まで顔を出したところで一気にこれを挿入し、両脇からアナジャコをハグハグして引きずり出しちゃおうという作戦なのである。

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ほらほら顔を出してきましたよ!

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捕ったりィィィィィィィーーーーーーーーー!!!!!

どうですかコレ!結構イケますよ!
今回ばかりはちょっと自慢げに語らせていただきますけどね、私の知ってる限りこの手法はググっても出てきませんね。
創意工夫で効率アップ。これこそガサの醍醐味です。筆を使った場合でもフィニッシュは同じシチュエーションなので、こちらにも有効と思われます。
わかり始めたマイレボリューションとはこのことだったのですね(*´д`*)

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計 画 通 り・・・!(デスノート風に)

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圧倒的じゃないか我が軍は!(今度はガンダム風に)

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正午。そろそろ潮も満ちてきたのでここで終了です。
出遅れて亀将軍にビハインドを喫したにもかかわらず、シャコハグハグの活躍で猛追。トータル18匹という前回とは比較にならないめざましい戦果を上げました。まさに絶望から希望への一日でしたね。
ハグハグ成功率は7割程度ですかね。あとは爪だけ掴んで自切のパターンが多かったです。これが課題。
もっと思い切って突っ込まなければ…しかし欠点もあります。
アナジャコは非常に柔らかい殻の持ち主なので、強く掴むと頭が潰れて死んでしまいます。これは力加減が難しいところで、死んでしまうと泥抜きが出来なくなるのが気になります。
外海の獲物ならさほど気にしませんが、内湾のしかもED川っつーことでさすがにねぇ…

アナジャコ捕りのゲーム性は一級品です。それは病みつきになるほど楽しいものですが、冒頭でも述べた通りいかんせんライトすぎる獲物です。
ここで言う「ライト」とは大きさや重量感、市場価値のトータルバリューを指します。
ここまで遠征した末に収穫の充足感を得るにはいささか不足であるのが欠点なんですよね。それが悩みどころ。
しかしマッカチンのコスパに慣れてしまうのも俗物化するようで良くありませんね。何事も純粋な心で探求する気構えは大事だと思います。
もうちょっと近場ならこれほど悩む必要もないんですがね。

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バイバイ都会の海

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亀将軍はさすがの19匹でした。その差1匹!

調理の前に泥抜きをせねばなりません。
アナジャコは真水でしばらく活かせますので、真水を用意し帰路の車内でエアレーションしながら持ち帰り、さらに夕刻まで真水で泥抜きを続けてみました。
もちろん捕獲時に息絶えてしまったものもいますので、完璧ではありません。
今回気になったのが体色。前回と比較して明らかに黒ずんでいます。

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この黒ずみは何??
泥?微生物?
私は後者であることを願いますがね。もう何でもいいや。
男ならどーーんと行け。細かいことは気にしない気にしない(^^;)
ではここで恒例の雄叫びを…


セシウムが怖くて赤いきつねが食えるかっ!

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今回は天ぷらにしてみました…が、黒ずみが衣に移るってなんなのこれ(笑)

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コラーーーーー!予感はしてたが食い残すなお前ら!!

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