お前はまだ、病んでいる
富士山再び…(いいかげんにしろ)
今回は気になっていたG登山口方面を歩いてみました。
わたくしいちろーた、すでにキノコの収穫は度外視し、今はこの山独特の森林環境に酔いしれながら森を歩くことに意義を見出しておりますっ(キリッ)
とにかく富士山の森をもっと知りたい。この一心です。
うっっ!思いっきり紅葉してるじゃないですかwwww
もうシーズンどころじゃないのでしょうね。
収穫度外視とはいえ、一応ヒラタケとムキタケに的を絞ってはおります。
なんだかんだカッコつけても、上の前置きはただの予防線だし!
そりゃ森に入る以上、何かしらの収穫を得て戻りたいですからねぇ…
ガサ正装のBDU(いわゆる迷彩服)も今の時期にマッチしたカラーでしょ?
ちなみにこれは15年前に寺町(京都)のヤマモトで買ったスイス軍のアルペンカモ。
非常に使い勝手がよろしいため、あらゆる場面で愛用しております。しかもなぜか2着あったりします(笑)
迷彩柄というものは、多少手荒く扱っても構わないという根拠のない心理効果が生まれるもので、私はガサ絡みのバッグ類にも好んで使ってます。
そう言えば前回のS登山口では、道の駅で陸自迷彩のウエストバッグを衝動買いしちゃいました(笑)
若者にダサいと不評のウエストバッグですが、ガサのキャリアーとしては優秀極まりないアイテムなのは皆が認めるところ(誰がww)
そう。例えば軍手を装着すると、もう何でも出来そうな錯覚と力がみなぎりませんか?(笑)
アレと同じ心理効果を発揮するのが迷彩柄であり、別にミリオタというわけではありません。
そりゃまぁ男子たるもの、戦闘機や銃器など多少の憧れと知識はありますがね。
おっと余計な枝葉に花が咲いてしまいましたww
森の植生は基本的にS登山口とあまり変わらず。主にミズナラとカバ類、カエデによって構成されているようです。
ただし獲物はまるで見当たりませんでした。
歩けど歩けどなお収穫なし。じっと手を見る…
そんな中、ようやく見つけたのがアラゲキクラゲ。
写真で見るより小柄で、採取するのも躊躇しましたが、生で食ってみるとゼリー食感がたまらんではないですかい!
というわけで藁にもすがる思いでセコくも採取。これはさっと湯通ししてサラダが良さそう…
なんとも美しい晩秋の森…と言いたいところですが、風が強くて結構ざわついていたのが不快と言えば不快。
ん?ざわついて…?ざわ…?
ざわざわ…
ざわざわ…
ウスヒラタケやっと見つけたぁぁwwww
ほとんど諦めていたところでこれは嬉しい!
…と喜んで集めてみたものの、収穫袋がちっとも重くならないんだぜ!
集約すると思った以上にコンパクトなのね…さすが「ウス」ヒラタケは伊達じゃない。
晩秋なので出会えるキノコも大変少ないようです。いや少ないどころかほとんどないです。
このシロカイメンタケには遠目で騙されましたわ…そう。ムキタケとの見間違いです。
食用ではなく、乾燥させて着火剤に使うとかなんとか…
(ガサ花キノコ部顧問が調べてくれました)
ところでこのエリア、クマザサが多くて歩きにくいです。
いや最初は快適だったんです。しかしいつの間にか全方位クマザサで疲労が蓄積。
今日は「立ち枯れ倒木改め」だからいいものを、こりゃハイシーズンに林床のキノコ探すなら向いてませんね。
しばらくの間、この不快なクマザサエリアから抜け出せませんでしたが、いいこともありました。
おおおっヤマブシタケだ!!
…と思って帰ってから調べたらサンゴハリタケモドキ(笑)
一番の決め手は、どれもウラジロモミの立ち枯れに生えていたことです。
結構デカイもんです。
おかげで収穫袋が一気に重くなり、ここまでの疲労も手伝ってすっかり「今日はこれくらいにしといたるわ」ムードになってしまいました。
しかし今年採取するキノコは「モドキ」がつくものばかりな気がせんでもない。
先に発見されれば「モドキ」などと不名誉な和名を付けられずに済んだはずなのに、ちょっと不憫です。
こちらもなんとなく偽物をつかまされた気になって、他人に言う時はちょっと卑屈になったりしちゃったりなんかして。
てなわけで今日はおしまい♡ (ムキタケとは何だったのか…)
帰る前にG登山口五合目の様子も見てきました。
ここは他の五合目と比較して明らかに不人気のようで、売店も掘っ立て小屋程度が一軒あるのみ。結構淋しいですね。
手前左にあるのが、江戸時代の噴火で有名な宝永山ですが、ここからだとものすごい存在感です。
ものすごい存在感=邪魔。出来ればあの土砂すべてを頂上に積み上げて、キリ良く4000mにしちゃいたいです。
いや火口が埋まって平らになるだけか…
さて…コイツはどう料理すれば良いものかのう…
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