おいしいキノコ・マツオウジ(棒)
鹿角ガサ中に見つけた大型のキノコ。道端の埋れ木から単独で生えてました。
この時期にこの形。まず死ぬようなキノコじゃないだろうし、これは食えるんでないかい?
ということで仲間の助けを得てマツオウジと同定。ホント当ブログのキノコ部員は頼りになります。
若干油っぽい香りですが、ハルシメジの無味無臭と比較していかにもキノコらしいと好感が持てます。
御覧下さいギッシリ高密度の素晴らしい断面です!
マツオウジは人によって中毒するので要注意とのことです。本当は無闇に食べないほうがよろしいかと。
そんなわけで今回は家族に食べさせてません。俺が死んだら棺に鹿角も入れといてくれ。
マツタケのように扱えるということで吸い物にしてみました。これは期待ww
さ~ってまずは汁を一口…… 苦っっwwww
なんじゃこりゃ!よし汁捨てよう。汁捨てて新しい汁に替えよう。
急遽汁入れ替えで苦味はかなり解消しましたが、身が…身が松ヤニの風味ですわ。
個体差があって美味いのは美味いらしいんですが、これはちょっとハズレだったようです。
まぁ傘が反り返ってますから、もう老菌に相当するんでしょうね。これもハズレ要素でしょう。
老いてなお堅牢なキノコですが、幼菌ならば癖も少なかったかもしれません。
しかしこのルックスと質感と食い応え…もったいないなぁ。次見つけた時も採っちゃいそうじゃないか。マツオウジという名前もカッコイイし。
野生のシイタケを見かけました。
メインの鹿角ですが、さすがに今回は見つかりませんでした。
しかし途中で1頭と遭遇したことと、写真のような鹿の足跡がたくさんある水場を発見したことで一歩前進です。
と言っても所詮はただの目安。ここで集中的に角を落とすわけじゃないですからね。
途中、畑で作業しているおばちゃんに話を聞くことが出来ましたが、50年ここで仕事しているが農地で鹿の角を見かけたことは一切ないと言ってました。これは今まで気になっていたので、一応の行動指針にはなります。それどころかそもそも鹿の出現はごく最近のことで、数もまだまだ少ないという話でした。丹沢から進出してきたのではないかとおばちゃんは言ってましたが…どうでしょうね。
とにかく歴史は浅く、個体数も少ないようです。まぁ近辺で2本ゲットした実績は内緒にしておきましたが、んなもんありゃしねーよ的なリアクションされて今にも口に出してしまいそうでした(笑)
今更ですが、鹿角ガサは3月あたりに集中してやるのがベストでしょうね。
この時期ともなれば下草が茂って捜索範囲が限定されます。それでも暇さえあればやっちゃうと思いますが、前回のような大型はもう二度とゲット出来ない気がします。早々に幸運をつかんで良かったのか悪かったのか…やや複雑(^^;)
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