屈辱(?)のコガネヤマドリ
とにかく暑い!
週末の選択肢は東京湾のタコか、はたまた地元で潜りかで悩みましたが、結局猛暑から逃げるように富士山へ。
本当はタコやりたかったんですがね。車が不具合出て入院してしまったもので、バイクで行動できる範囲に限定されちゃいました。
まぁ慣れない代車であまり遠出したくないですからね。
今日のセロ子は吹け上がり絶好調!気のせいかもしれんが。
今回は標高1200~1500mにかけて探索してきました。
ひょっとしたらアカヤマドリとかムラサキヤマドリタケがボコボコ生えてるかもしれないし!なんて期待しながら…
しかし生えてたのはこれ。コガネヤマドリ。
このコガネヤマドリ、特筆すべき点のないキノコと言われております。そのためほとんどの人がスルーだとか…
だがちょっと待ってほしい。この風貌、この質感。あのヤマドリタケモドキの色違いじゃないか。
てなわけでこみ上げる食欲に負けて結構採っちゃったwww
現場でも齧ってみたけどこれがマイルドな味。ヤマドリタケモドキっぽい独特な香りもするし、意外とイケるんじゃね?なんて自分に言い聞かす。
このキノコ、どの資料を見ても「広葉樹林に発生する」と書いてありますが、ここではほとんどウラジロモミと共生しておりました。
わからなかったのが同じくウラジロモミに共生するこのキノコ。
老成すると傘が波打つあたりはハルシメジにそっくり。
おそらくハルシメジと同じイッポンシメジ科ではないかと推定するのものの、同定には至らず。
見た目食えそうなんですがねぇ…
帰宅後さっそく食ってみました。
キノコ仲間が味も香りもイマイチだって言うもんで、ニンニクとオリーブオイル系にしちゃいました。
別に悪くないです。中庸ですね。ただ香りの有無はニンニクで殺されてますので判定出来ません。
本当は紫や赤が欲しかったんですけど…ま、これも経験っつーことで。
それにしてもこのキノコの虫食い率は半端じゃなかったです。なにせ幼菌でさえ傘まで侵食されてましたから、結局半分以上捨てることに。
ちょっと多めに採ってきたのは歩留まりの悪さを予見してのことだったのです。
富士山の探索はまだまだこれから。
しかしムラサキヤマドリタケやアカヤマドリには未だ会えず、ただ貧者の色付きイグチを頬張るだけ…
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