残ガソリン抜き取りポンプ自作(やっつけ気味)
特に獲物もなく暇なので、ちょっと小物をDIY。
ウチのコールマン413H。
もう15年ぐらい経ちますが、オフシーズンに近所のホムセンで10,000円という底値で買ったものです。
中板に錆が出始めた頃シルバーに塗装し、そのまま調子に乗って全塗装した「なんちゃってリミテッド」ですが、今思えば余計なことするんじゃなかったと後悔(笑)
普段は508Aやフェザーストーブばかりでほとんど出番ありませんが、一応年に3~4回は使っております。
やたら重くて嵩張る413Hですが、大きな鍋となれば五徳の都合でこれを出さざるをえないのです。
そしてツーバーナー故にタンク容量が大きく、使用後のガソリンあまりまくりんぐは当たり前。
今回作ったのはこの残留燃料を強制排出するホースです。
413Hのタンク形状って、どうしてこんな形なの?
形状はともかく、給油口をなぜここに配置したのかっつー話です。
この形状のおかげで余ったガソリンを完全に排出できないのは、ツーバーナーユーザーなら誰もが知ってる話。
不便な点は改良すりゃいいのに、歴史と伝統とやらにあぐらをかいてるのか頑として顧みない。
アメリカ人って馬鹿なのかな?
KAIZEN!KAIZEN!さっさとKAIZEN!
しばくぞ!
耐油チューブ(外径6mm 内径3mm)とニップル(外径4mm 内径3mm)だけホムセンで購入し、あとは道具箱にあったもので製作しま~す。
ほんとメイドフロムジャンクですいませんww
まずは9mmのツバ管(配線を引き込む際、穴を開けた壁に通す管)があったのでこれを使うことにしました。
給油口の穴に合わせるためにガムテープで径を増し、自己融着テープで密着性を高めます。
まぁ空気が漏れなきゃなんでもいいんだよこんなもん(開き直り)
中に通すチューブにもガムテープを巻いて径をアジャスト。
同じく自己融着テープを巻いてツバ管に通します。
空気漏れのないようわざとキツめにしてギュウギュウねじ込んじゃいます。らめぇぇぇ~!
ホース先端はニップルを使用。
先に追加ウエイトとしてM6のナットを通し、M5のナットをグリグリ噛ませて固定。
こうして何かしらウエイトを装着し、ホース先端が確実に底に着くようにします。
給油口から見て右端まで届く長さにしておきます。ちょっぴり長いけどまぁいいや。
これで完成。適合品さえ見つかりゃチョロイもんです。ああそうさ汚くて悪かったな!
念のためタンクの内圧がかかる内側をコーキングしておきました。
タンクを立てた状態でポンピングすると、圧力で中のガソリンが押し出され……ました。よっしゃよっしゃww
ちょうどカス欠になっていたフェザーストーブに移し替えると、なんとほぼ満タン。取り出せない分だけでこんなにあるんかい。
ではではジップロックに入れて保管しませう。埃対策ね。
唯一の不満は製作時間が短くて、工作の楽しみがすぐに終わっちゃうことでしょうか。
なお完璧主義者は給油口に合ったゴム栓を買ってくるヨロシ。今回はホムセンに適正品がありませんでした。
コールマン純正品は定価1,800円(実勢価格1,400円程度)もします。こんな単純機構に1,800円はボリ過ぎですよ。
商品っつーものは購買力、つまり金のあるなし(ないんです…泣)ではなく、対価に見合うか否かだと思います。
ついでに「残ガソリン抜き取りポンプ」という商品名について言わせてもらうと、これポンプじゃなくてホースだよね?www
最近じゃ頻繁に値上げするわ公正取引委員会に立入検査されるわで、私の中でイメージ悪化が進行する一方のコールマン。
キャンプ用品の拡充に力を注いでいるけど、一見便利そうで実は何かで代用できるものばかりだし、何となくバブリーな商品が多い気がします。
このへんは脳天気なメリケンセンスなのかな。椅子とガソリンストーブは好きですけどね(笑)
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