(自称)穴場狙い!
前回目の当たりにした人混みを嫌って、今回は思いっきり外れたポイントに突入してみました。
植生はほぼ同じですが若干シラビソの割合が高め。
チャナメやオニナラが出てたので、幼菌ばかり選んで収穫しながら高度を上げて行きます。
特にオニナラはいい出汁出ますからね。出会うたびにきっちりキープ。
ヤマドリタケは2本だけ見かけました。いづれも管孔が黄色なので収穫しません。
それにしてもさすがに人っ気なくて清々しますww
しかし残念なことにペットボトルのゴミをそこかしこで見かけました。つまり入山形跡ありあり。一見穴場風ですが誰しも考えることは同じなのでしょう。
しかしこのゴミ、平均的なキノコ採りの年齢層から想像するに、いい歳したオッサンが平気で捨ててるのだと思うと情けないです。
この神秘的な環境に、PETやプラという朽ち果てない物質をよくも捨てられるものだとその神経を疑いますねわたしゃ。
クリフウセンもいくつか採取。
下の写真はまたもや一瞬オオツガではないかと期待しましたが、この山で採れるこの手のキノコはすべてクリフウセンと断定して間違いないと思います。これも通い続けて得たスキル。このあたりがキノコ採りの妙であり楽しい瞬間でもあります。
ようやく今年初のクロカワを見かけました。ただしこれ一本きり。
虫食いが酷くて捨ててしまいましたが、発生が確認出来ただけ良しとすべきか。
嬉しい誤算がこのコウタケ。
今回(てゆーか毎回ですがw)あわよくば松たけ子さんに出会えたらいいな…などと考えつつも、とりあえず味の良いキノコをキープしてきたところでこのレア物登場です。
人が居ないせいか各所でシロを発見し、存外な収穫を得ることが出来ました。結果的にこれが今回の主役となり、大満足での下山。
車に戻ったところで、ちょうど下山してきた60代前半と思しき紳士と長話してしまいました。
聞けば今年がキノコ4年目だそうで、こりゃ3年目の私と似たり寄ったりではないですか(^^)
こうなるともう年の差など関係ありませんね。お互い少年のような目であれこれ語り、時間が飛ぶように過ぎ去りました。これも嬉しい(楽しい)誤算でしたね(^^)
山で会う人は大抵いい人ばかりです。そりゃまぁ中には前回のように不躾な輩もいますが、山中での人恋しさも手伝ってか、私も含めて誰もが人懐っこく饒舌になるのは大いに歓迎すべきことだと思います。
ブログを書いている旨を伝えると「是非教えてくれ」と言われ、恥じながら渋々タイトルを告げると、手持ちのキノコ図鑑にメモするというまさかの暴挙に(笑)
キノコ師のバイブルが駄ブログの名で汚される瞬間を見ました(笑)
駄ブログはかなりおふざけな内容なので御仁の趣向に合うかどうか…いや合わないでしょうなwww
私もいい歳なので、ここまで何度も作風を変えようとも思いましたが、関西育ちが災いしてかつい笑いを取る方向へと……
人はそれほど簡単に変われるものじゃありません。もう大人ぶるのは諦めましたwww
ついでに言わせてもらうと、ネットとは人を若返らす抗えない世界なのですよ。
さてさて!コウタケも十分すぎるほど集まったし全部干しちゃおうかな!
とは言え来週は雨続きなのです…
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