オオツガタケ採取記念号
と言っても過去2回採取したことあります。ただし2回とも成菌で虫食いだらけ。
今回ようやく図鑑で見るような幼菌に出会えました。まぁ少量ですが(笑)
これまでキアブラシメジ(苦くて食えません)に騙されること2回(笑)
一応食すまで疑ったままでしたが、そこはかとなく漂う気品と貫禄の違いから採取時に何となく確信はしてました。何となくね(笑)
ストレートに焼いてみました。
旨味と甘味が混在する味わいです。はるかに格下ですがクリフウセンに通ずる味かもしれません。
ん~しかし個人的には大絶賛するような味ではなかったです。この前食ったアカジコウのほうが10倍は美味いかと。
まぁ種類も料理法もまるで違うものを同じ土俵に上げるのは間違いでしょうが、今回は私のキノコライフに彩り(武勇伝とも言う)を添えるモニュメントとなりました。めでたしめでたし。
翻って本題。そもそも今回のターゲットはコウタケと柳の下のアカジコウだったのです(アカジコウは多分無理)
やはり時期がズレているのかなかなかキノコが「下に降りて」きません。
コウタケ期待でマイナーなコースを登ったせいもあってかしばらく不毛。
2,100mあたりからようやく本番となり、ツガタケ(オオカシワギタケ)、シロアシフウセンタケ、ホウキタケ、そして2,200mでは今年初のオニナラタケを採取。
これらは言わば外道であります。もう面倒臭いので全部ぶち込んでキノコ汁にしちゃいます(これが結構美味かったww)
一瞬アカジコウに見えたカラマツベニハナイグチにガッカリ
そして帰りの下りでようやくコウタケに遭遇。う~んコウタケはまだ早いか。
相変わらずのカッコよさ。ささくれ状の鱗片がイカしてます。
なんとも微妙な量でためらいつつも、初物ということで一応収穫して山を降りましたが…他フィールドの状況も気になるので、来週はそちらを調査してこようかな。
ついでに…
翌日近場でチチタケのシロを見つけ、初めて料理できる量の収穫を得ました。
この辺は単発的なシロばかりで、まともに食った経験がありませんでしたが、今回ようやく噂の「チタケうどん」にありつけました。
いや~これはちょっと旨味調味料系というか、キノコ味ではない不思議な出汁が出ますね(^^)
栃木県人が夢中になる理由がわかった気がします。
次回も採るべきか否かと問われれば…私は採りますね。うん。
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