CX-5(KF型)車中泊への道
今年も夏になれば富士山のキノコがスタート。
富士山までは1時間半ほどで着きますが、私はほとんど車中前泊・早朝起床で遅くとも6時半には山に入ります。
な~んでかっつーと、まず当日出発だと前日の21時~22時までには寝なければいけません。
つまり生活のリズムを狂わすことになります。でも私、どうも神経質なのか遠足前日現象なのか早寝が不得意なのであります(笑)
そこで夜のうちに移動し、現地で23時頃寝ればリズムを狂わすことなく翌日に対応可能というわけです。
次に、車中泊自体が楽しいということ。
野営するわけでもなく、単純に車の中で寝るだけですが、この非日常感が妙にワクワクします。
また夜のドライブは渋滞もなくストレスフリー。細かい事を言えば省燃費にも貢献します。
つまり夜間の移動はほぼすべてにおいて合理的なのですよ。
ま~そんな前書きはどうでもいいかwww
前車エクストレイルは後席を倒せば完全フラットという非常に優れた車中泊性能でしたが、今度のはちと手強いCX-5。
これをなんとか車中泊マシ~ンにしてみたという記事です。
CX-5の荷室は完全フラットにはなりませんが、段差はマットを敷くことで対応可能ということがわかりました。
問題は荷室全長が不足しており、身長173㎝の私でも頭がはみ出してしまいます。
いや実は全然寝られないってわけじゃありません。斜めに寝るとなんとかですが収まるんです。
しかし実際は荷物もあるし、ワイ神経質なんでそんな妥協はしたくないっす。
そこでヘッドレストの支柱に延長の板を取り付ける作戦です。要は頭が乗っかる場所さえ確保出来りゃいーんです。
CX-5は倒した後席が傾斜を成すので、頭は必然的に前方向となります。
板の大きさは250×450×厚さ10としました。
厚さ20mmの端材があったので、180mm×2に切断して基部にします。
今回はない頭で仕事中必死に考えましたね(仕事せーよww)
延長部分をどうやってくくりつける?
ヘッドレスト支柱を裏から挟むか?
いや引っ掛け式はどうだ?
ま~た必殺インシュロック(リピートタイ)に頼ってしまうのか?(笑)などなど…
板のセンターを出して強力両面テープで貼り付けます。
実はこの時点ではビス止めに備えた仮止めのつもりでした。
ヘッドレスト支柱を通す部品を取り付けます。
配管用のサドル(適合径φ14.5~17のものでした)を2つ用意し、基部にビス止めしました。
その際ガッチリ止めず、このように遊びを持たせることでヘッドレストの支柱がスムースに入るようです。
やや大きめのサドルを使う場合はガッチリ止めても問題ないでしょうね。大きめのサドルだと使用中にぐらつきそうですが…
当初は裏側(使用時は表となる)からビス止めするつもりでした。
が、両面テープの粘着が存外に強力だったのでビス止めせずこのまま試してみます。
剥がれたらそん時ゃビス止めすりゃいいわー的な。
一方の基部にはなんとなく思いつきでゴムパッキンを貼ってみました。滑り止めと安定化に多少なりとも効果ありそう。
内装を傷つけないよう角を2箇所面取りして、そのへんに余っていたスプレー塗料でいい加減に塗装してみました。
これで十分に使えますが後日さらに仕上げ塗装するつもりです。
いや待てよ?合成皮革を張ってホチキス止めなんてのもいいなぁ~
ヘッドレストの支柱を挿し、シートバックに装着。
CX-5では助手席を前に動かし、ほぼ垂直までシートバックを立てる必要があります。
もちろん選ぶ板の大きさ(ユーザーの身長)によって助手席を動かす度合いは変動しますけどね。
リアゲートから見るとこんな感じです。
日が暮れてからマット類と枕を敷いてみました。
後席右側が玄関(靴の脱ぎ履き場)になるので、まぁ実際はこのレイアウトでの使用がほとんどかと。
実際敷いてみると頭の位置が右にズレましたねww
普通に使う分には問題なさそうですが、何かのはずみで手をついたり体重掛けてしまった場合は両面テープが剥がれてしまうかもしれません。
ヘッドレストの支柱をサドルに通す方法は、単純かつ確実な固定方法だと思いますが、やはり着脱の手間が欠点。
わざわざヘッドレストを抜き挿しせずに済む方法…例えばJ型の金具で引っ掛けたりバックルを使う方法(=最適な金具との出会い)が見つかれば是非改良したいと思います。
さて次なる課題は「はめ込み式ブラインド」です。あと出来ればランタンフックも欲しい。
| 固定リンク
「 男のアイテムとDIY」カテゴリの記事
- 手間のかかる奴(2024.09.23)
- 付いてるね 乗ってるね(2024.05.25)
- CRFいいんでねーの?(2024.05.18)
- ケツが痛いよぉぉ(2024.05.11)
- 箱根5,000回転縛り(2024.04.14)
コメント
いいなぁ 最近の車は弄る所が少ないけど、あれこれと改造するってのは楽しいですねぇ。
自分は以前ハイラックスダブルキャブ、2800㏄、ディーゼル、マニュアル車に乗っておりまして、追突され荷台がかなり変形してしまったので泣く泣く手放しました。その後、トヨタではディーゼルを廃止してしまったので新車を欲しくても諦めていました。今でも当時の車の夢をみますよ。
最近、待ちに待ったハイラックスのディーゼル車が国内販売を開始しましたので購入を考えているところですが、如何せんデカ過ぎ!キノコ採りで狭い山道を行くには不向きで躊躇しています。やっぱ、お山へはスズキジムニーが最高かな?
投稿: naotyan | 2019年6月 7日 (金) 18時49分
昨日キャンプに行ってきたんですが、道の駅でハイラックス見ましたよ(^^)
さすが北米向けとあって、最近のゴテゴテした派手な外装ではなくカッコ良かったです。
私トヨタは嫌いなんですがオフ車は別でして、サーフが出たらいいのにな~と思いました(かなり高額だと思いますが)
MTやっぱりいいですよね。ATは漠然として自車の状態がイマイチ把握できないので…
ただMTだとレーダークルーズコントロールが使えないんですよね。これ本当に楽なので捨てがたいものがあります。
やはり山ではジムニーですか。あの車を所有できるとは、余裕があって羨ましいです(^^)
あ、でも奥様とお二人の生活ならメインの1台でもいいのかもしれませんね。
最近キノコ仲間が新型を契約したらしいのですが、なんと10ヶ月待ちだそうです。原点に戻した角ばったデザインがいいですね~
投稿: いちろーた | 2019年6月 9日 (日) 12時41分