道志の森は二度行く YOU WILL GO TO DOSHI-FOREST TWICE
粉雪舞う三国峠を越えて、道志の森キャンプ場に行ってきますた。今回はいろいろとありましてね…へへへ(泣)
最近は寒さにヘタレて車でのキャンプが増えた気もしますが、今回はハンドルカバーと新装備のグリップヒーター(デイトナ製)で武装したセロ子で出撃。
4段階の調温が最弱で十分なんすけど…これ最強で使う場面ってどんだけー!北国の人対応かな?
まぁとにかく快適。こんなのが5,000円ちょっととかコスパ高すぎ。バッ直にリレーかまして付けました。
気が付けば道志と本栖湖しか行ってません(笑)
回数重ねてわかったんだけど、キャンプって所詮は野営。あまりロケーションとか気にならないのね…
この前はあっちに張ったから今日はこっちに張ってみようとか、同じキャンプ場でも飽きないのもあるわけです。
実は久々に浩庵キャンプ場に行くつもりだったけど、傾斜地が多くて寝にくいのを考えたらやめちゃったwww
浩庵はゆるキャン△初回の聖地として人気ですが、実は地形がそれほど褒められたもんでもない。まぁ景色はいいんだけど。
湖岸サイトはいつも人気だけど、おまいらよくその傾斜で寝られるなと。あいつら絶対背中に滑り止めシート挟んでる。
てなわけでいつもより上流を選んだ道志の森。今回もなんとなく川岸に張ってしまったわけだが…いつも夜になってから後悔するんだよね(水音がうるさくて)
ちなみに周りはソロのオッサンばかり(お前もな)
さて今回はピコ太郎(あんず坊氏命名)の火入れ式でもあります。
このピコ太郎(ピコグリル398)、スカイツリーから飛び降りて買ったはいいがとてつもない違和感があるのだ。
「希薄なる所有感」とでも表現すべきか。か細いフレームとペラッペラの火床。これがスノピのクッソ重いボッタクリ焚き火台よりも高価なんてどう頑張っても納得できない。
軽さを求めるあまり辿り着いたけど、多分この感覚は未来永劫消えることはないだろう(笑)
使っているうちに火床がヘタレてくるらしいので、裏面からステンレスチェーンで予め補強してみた。これでジオンは10年は戦える。
チェーンの長さは調節可能で、火床の高さを調整できる…と思う(笑)
いざ火入れ式!
ところがだ!
買った薪が湿ってて、一旦燃え上がっても放置しただけで消えちゃうんだなこれが!
ずっと扇いでばかりで焚き火調理どころじゃない!
もう横から水蒸気シューシューしっぱなしなのよね。ここはソドー島じゃありません。
もうね、薪を乾かそうと必死なの!何この城塞!てゆーかジェンガ?わけわかんなくなってきたwww
しゃーねーから昼飯のペペロンチーノはフェザーストーブで作ったんだが、それも何かが足りないと「?」マークだらけになりながら完食。
一時間後ぐらいに気付いたんだが、ニンニク入れてなかったわwww節子それペペロンチーノちゃう!もう完全に動揺してますわww
頑張って乾かした甲斐があったかどうかは知らんけど、夜になって火勢が安定し、ようやく俺のピコ太郎がまともに稼働し始めた。
飯炊き成功100点満点。チキンソテー初回ロットで小麦粉つけ忘れのアスパラ入れ忘れで60点。
以下ピコ太郎実戦投入の所感。
・意外にスピット(画像の針金みたいな五徳)が優秀。落ちないし持ち手が熱くならない。おまけに軽い。
・低い!低いよスレッガーさん!胡座椅子タイプじゃないとマッチしない低さ。低いとな~んか路上生活者みたいで貧乏臭い。
・火床の切り欠きが外れやすく堅牢さに欠ける。使用にさほど影響ないけどリンダ心配になっちゃう。
・スリットから灰が結構落ちる。結果汚らしい焚き火跡が…まぁ心配はしていたがその通りだったという…
・なんかメッシュ焚き火台+五徳のほうが使えるんじゃね?というイヤな予感。
まぁ改善できる点は改善していきましょう。なんせ14,000円もしたんだからこの焚き火台(怒)簡単に見捨てるわけにはいかん。
さて残りの薪を投入してテントに引き籠もろう
命がけのテント内暖房(フェザーストーブ+中華ヒーターアタッチメント)
前後入り口を半分メッシュにしても十分に暖かい。
知ってる?ヘリノックス(これは中華パチノックス)タイプのチェアってさ、こうすると座椅子になるんだぜ?
翌朝は二度寝して7時半に起床。霜が降りてたので一応氷点下には達したのかな。
青い洞窟のボロネーゼを温めてのんびり朝食。以後テキパキと効率よく撤収作業を始める。
撤収作業もなんだか楽しいと感じられるようになったこの頃。いかにシステマチックにこなすかがある意味面白い。バイクキャンプならなおさら。
んじゃまそろそろセロ子を暖機して帰るとするか…
一番星マイコール帰宅中!あぁマニュアルの軽バンって楽すぃ~
ってなんでやwwwwwww
まぁ…事の顛末は以下の通りww
キーの付いたカラビナをノールックでズボンに掛けたとき、どうもキーだけ外れて落としたらしいんだな。
ズボンの上には防寒着を穿いているので、掛けたその場では落ちず(その場で落ちれば掛けた場所を探せばいい)時間差で落ちたようだ。
だがこれまでに場内をぐるっと歩き回ってる上に、焚き付け拾いに森の中まで歩いている。もう藁山の針。
こりゃ回収は困難と判断し、とりあえずダメ元で管理棟に「落とし物来てないっすか~?(泣)」と聞きに行く。残念ながらそんなものは届いてない。
嫁にスペアキーを持って来てもらおうにも、夕方まで外出中で来れない。意を決してバス+電車で帰ろうとすると管理人さんが…
「バス走ってるけど本数全然ないよ。この車使っていいからスペアキー取りに行けば?」
「えっ!そこまでご親切にしていただけるのはありがたいんですが…」
「いーよいーよ。お客さんが困ってるんだもん」
あなたは神か!!
てなわけで思いがけぬご厚意に預かり、キャンプ場の軽バンを借りて家までスペアキーを取りに戻ったのです!
道志の森キャンプ場の管理人さん、本当にありがとうございました!
関東甲信越屈指の超有名なキャンプ場故、一個人のトラブルなどスルーして当然だと思ってたので大感激であります。
当然ガソリン満タンで返却+神奈川銘菓のハーバーを持って重ねてお礼を申し上げたんですが「(給油も菓子折りも)いいのにそんなの~ww」と言われちゃいましたww
個人的にですがね、山梨県人っていい人しか知りません。さらに山梨が好きになっちゃった。移住してもいいぐらい好きだ!
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コメント
キャンプ羨ましいです。
こっちは先輩と一緒に船釣りにいったり、多摩川で野草をガサるばっかです。
投稿: rennzann77 | 2019年12月14日 (土) 22時34分
アップ即コメwww
船釣りいいじゃないですかwwそしていい先輩をお持ちで羨ましいですよ。何釣ったんですか?
キャンプは最寄りの駅まで来れば迎えに行きますよ。
投稿: いちろーた | 2019年12月14日 (土) 22時45分
いやいや、エライ目に遭いましたねぇ。でも神様がいらして良かった良かった。
しかし何ですなぁ、ソロキャンプもそうですが、この寒い時期バイクでキャンプってアタシは根性がないのでできません。多分、想像ですが、一度ハマればかなり面白いんでしょうね。
かなり前のことですが、週一で本栖湖に通っておりました、鯉釣りでね。その頃の本栖湖は、ジェットスキーやウィンドサーフィンなどが入り乱れ、湖畔も湖上も何でもあり~の無法地帯のようでしたねぇ。
ある時、湖畔で夜釣りをしたことがあってね、夜が明けて気が付くと小石を積み上げたケルンのような物(ジュースや果物が添えてある)が目につき、後で知ったのですが、本栖湖で知り合った釣り人に因ると、嘘か本当かは知りませんが、刈谷さん(オウム事件の犠牲者)の遺灰を捨てた場所だと聞き驚きましたねぇ。記憶を辿ると、オウム事件がまだそれ程世間を騒がせてなかった時代、サティアンに近かったためか、本栖湖周辺で得体の知れない人間を何度か目撃したような?懐かしくも一寸怖いお話でした。
キャンプをしてて最近の本栖湖周辺の治安は如何ですか?当時と随分と様変わりしたんでしょうね?
記事とは関係ないコメントでゴメンね。
投稿: naotyan | 2019年12月18日 (水) 17時38分
なんと私が社畜全開のときにそんなことが起こってたんですか、、、
ジェンガのところ笑わせるねぇ~わしはギャグを求めて読んでる読者層の人ですから満点!
まぁわたしも燻製器買ったとこだし、つぎはにぎやかにいきましょうぜ!
投稿: ぴよぴよ | 2019年12月18日 (水) 20時38分
>>naotyanさん
エライ目というか、まぁ自業自得なんですけどね(笑)
後味悪くなるところが管理人さんのおかげで相殺された感じです。これも思い出になるかなと…
ソロキャンプは奇特な趣味と思われがちですが、好きな時にふらっと出掛けて一人の時間が満喫できますよ(^^)
バイクでソロツーリングが楽しいと思える人なら向いていると思います。そうそう、冬は無理にバイクで行かずとも車が無難です。
好きな道具を好きなだけ持ち込めますし、ジムニーで来ている人なんか結構見ますよ(^^)
冬は寒さ対策をどうするか考えて実践するのがとても楽しいです。そういう面ではやや几帳面な人が向いているかもしれませんね。
今の本栖湖は水上バイクは見ませんが(禁止なのかも)ウインドサーフィンは人気スポットのようです。
治安は実際のところどうかわかりませんが、まぁ夜に2~3台の暴走族?らしき音が遠くから聞こえる程度でしょうか。
オウム事件の頃はバス釣りにハマってて、行っても西湖止まりでしたが、樹海だのそこらじゅう森だらけの環境で、遺灰をわざわざ湖に捨てるというのは些か不自然であり、若干眉唾な話のようにも思えますがどうでしょうかねぇ(^^)
いずれにせよ本栖湖は富士五湖の中で最も静がで人っ気も少ないので落ち着きます。しかしわざわざ本栖湖まで鯉釣りに遠征されていたとは…川より湖のほうが大型化するんでしょうかね?
余談ですが今回の記事タイトルは「007は二度死ぬ(YOU ONLY LIVE TWICE)」に懸けてみましたがちょっと遠かったですねww
ボンドカーはトヨタ2000GT、丹波哲郎のカッコよさ…そしてこの上なくキュートな浜美枝が眩しい、ご存じ日本を舞台にした傑作です。
投稿: いちろーた | 2019年12月18日 (水) 22時18分
>>ぴよぴよさん
えっそんなところがツボなんですかwww
そうそう、次回は12月28~29日で予定していますので是非参加して下さいね(^^)
見せてもらおうか。薫製マシーンの性能とやらを!
ここを見て参加したくなった読者の方はメール下さい。場所は再び本栖湖です。無料で燻製食べ放題です。
いやいや春秋ならいざ知らず、こんな寒い時期に参加する読者なんていませんがね(笑)軽々しく参加を募るなんて無謀もいいところでしょう。
まぁ二人どころか激しくボッチになりそうな予感もしますが…それもまた良し。そんときゃのんびり二泊しちゃおうかな。一泊1000円だし。
投稿: いちろーた | 2019年12月18日 (水) 23時09分
ニヤニヤ〜!
自分もキャンプで財布落としてやらかしましたが、善意の方のお助けで無事乗り切りましたが、バイクのキーとは・・・。
素晴らしいネタ仕込みですなぁ〜!
年内は実家の家業の都合でキャンプは無理ですが、年明けでしたら行けますのでまたお誘いくださいませ!
投稿: はかせ | 2019年12月22日 (日) 23時06分
暖機を済ませて颯爽と立ち去るはずでしたが、すぐ横に入ったキャンパーから逃げるようにバイクを押して管理棟へ向かう姿はなかなか不様でしたよww
まぁ私もキャンプ帰りに過去財布をなくしましたが、財布と鍵だけはなくしちゃいけませんねマジで。早速カラビナを外れにくいタイプに変えました。
正月は帰省もせずヒマなので、年明け早々にまた行くかもしれませんよ(^^)
投稿: いちろーた | 2019年12月23日 (月) 02時43分