そろそろハナビラタケはどないや？

恒例の前乗り車中泊で万全を期す。以前にも書いたけど生活のリズムを崩さないこの方法が私にとって最善なのです。
今日の富士山は予報じゃ雨だが本降りではないので、まぁなんとかなるでしょ(^^)もちろん合羽持参で。

カラマツとシラビソの混成林に突入。ハナビラタケは基本カラマツに発生するが、わりとシラビソの倒木にデカイのが出たりもする。これが去年の経験。駐車スペースには同業者らしき東京ナンバーの車が2台ほど。
ハナビラタケはよく知らんけど癌抑制効果があるとかなんとかで、最近専門で狙う人が多いみたい。
仮にそんな効果があったとしても、日常的に摂取してなきゃ意味ないのになぜこうも流される人が多いのか。健康食品と言われる食材全般に言えることだが、ご存知の通り常にブームの到来と衰退を何度も繰り返している。そしてその仕掛け人は常にマスコミと業者であり、今まで聞いたこともない健康食品メーカー（売りさばくだけの商社で製造は専門他社の言わばOEM品）が台頭しては消えるを繰り返している。消費者は安易に流されることなく、このようなカラクリを嗅ぎ分ける冷静さを身に付けてほしいものだがジジババに聞く耳などないのだ。理由はこの類の年齢層は健康食品に飛び付くこと自体が趣味同然となっているから。健康食品の営業経験がある私が大いに語ってみました。

採らないけど夏キノコのコガネヤマドリが散見できた。
初めて見つけた時は何本もキープして食ったものだが…青かったあの頃…
味は特にクセもないけどそんなに美味くもないです。パスタ等の賑わしにどうぞってな食材。イグチにありがちな薬品臭が若干あります。


肝心のハナビラタケは…これどうなんでしょうかね？まだ時期早い？
6時半～10時まで歩いてこの小振りな二株だけですわ。探せば追加できるかもですがもうサンプリングは充分。あとは労力に見合わないのでゲーム終了。
わたしゃ抗癌成分があろうとなかろうとどーでもいい。球状の美しい姿に出会い、ナイフで刈り取る瞬間がたまらんのです。
梅雨が明けた直後にまた出直したいと思います。なお本日トレッキングシューズに浸水を確認。ついにお迎えが来たようです。