DDタープとアンダーキルト
前回のキャンプで、ふとハンモック泊が恋しくなってしまいました。
テント泊とハンモック泊…まぁ一長一短なんですが、ハンモック泊の最大のメリットは木さえあればどこでも眠れるのと、設営撤収が楽な点です。あとは終始自然の中に投げ出された感覚がたまらんのですよね。夜が更けて寝る時間が近づいても、テントに入らずにまだまだ焚き火のそばにいたいような人はハンモック泊に向いていると思います。
一方最大のデメリットといえば耐雨風性能と耐寒性能です。いずれもタープをフルクローズして凌ぎますが、タープの大きさに余裕がないと内部の居住性に不満が出ます。これまで私が使っていたタープは中華ブランドの4m×3mですが、フルクローズの際は不安なスペックなので、先日4m×4mのタープを新調しました。
んん~あんまり気が進まなかったんですが…定番のDDタープです。Amazonで一瞬だけ正規価格?の9,700円に落ちたところをポチりました。
正直中華の安物で焚き火の穴あき上等!な使い方をしたかったんですが、ないんですよ~4m×4mって。なんでもかんでも速攻でコピー(&改良)するのが中華ブランドなのに、不思議とこの人気商品の同寸規格は出て来ません。
個人的なDDタープのイメージはズバリ「ミーハー」(笑)。あのキャンプ芸人さんも愛用するタープとして有名です。
で、早速西丹沢大滝キャンプ場で試し張りしてきました。
若干風に煽られながらもなんとか設営完了。やはり結構な大きさを感じますね。実力が問われるのはフルクローズする就寝時となります。
もう一つのNEWアイテムが、このOne Tigrisというやっすい中華ブランドのアンダーキルトです。Amazonで3,000円ちょっと。
ハンモックは生地が薄いため、夏以外の時期に素のまま寝るとモロに背中が寒いのです。マットを敷けば敷いた部分は快適になりますが、ハンモックは斜めに寝るものなので足と頭がマットからはみ出し、特に足の冷えは寝るどころじゃなくなるほど辛くなります。
アンダーキルトはハンモック生地の下に空気の層を作って外気温から遮断するという、寒い時期のハンモック泊ではマストアイテムなんですが、イマイチ信じられないので今日はその有効性を検証します。
うん。とりあえず寝てみた感じでは効果あるようですね。ただ二重構造になったせいかハンモックの柔軟性がスポイルされて「斜め寝」の度合いが制約されました。つまり強制的にまっすぐ寄りの姿勢となります。製品によっては緩和されるかもしれませんが…
今まで11時チェックインだったのが、今年から14時になってしまった大滝キャンプ場。
今日はバイクなので自前の薪を持参できず、現地調達となりました。
14時入場で検証しながらの新幕設営、そして薪ガサ。今日はほとんど余裕ありません。
チェックインが11時から14時になったのは、個人的にとても残念な改正です。ちなみに従来通り11時にinしたい場合は1,000円追加で「アーリーチェックイン」が可能だそうですが、んん~これまたバランスに欠ける設定になっちゃいましたね。家から40分ほどの手頃なキャンプ場という認識だったのですが、今後は今日のように午後から半日休暇取って利用するのが妥当となりそうです。
目の前の川でカジカガエルの合唱が始まりました。渓流のキャンプ場ならではの風情ですね。とても美しい鳴き声に癒やされます。
夕飯は味付け焼き肉とシャウエッセンをフライパンで焼くだけ。時短メニューにして正解でした。
さて就寝時刻となり、いよいよフルクローズにしてみました。
が…あまり綺麗に出来ません(笑)これはペグダウンの順番が原因で、私もまだまだ経験不足ですね。もう面倒なのでこのまま寝ます。
画像がないので解りづらいのですが、DDタープはループ(ペグやロープで固定する輪)が長めで、フルクローズにすると出入り口の合わせにかなり隙間が生じてしまうことがわかりました。これは気に入らないです。工夫して改善しなければ。
一方アンダーキルトは絶大な効果を発揮しました。まぁ気温は5℃程度ですが、就寝中背中や足の寒さはまったく感じませんでした。これならマットも不要なので差し引きで少し減量となりますね。
朝の外観です。やっぱちょっとカッコ悪いですね(笑)そもそもリッジラインが細く、ブルージックノットでテンション掛ける際の摩擦力にも問題ありと気付いたので、リッジラインは太いものに買い替えようと思います。それと先述したペグダウンの優先順位ですが、最初にフルクローズしてペグダウンすべきでした。今度本栖湖でじっくり練習したいと思います。
さて今回のNEWアイテム、まずアンダーキルトは間違いなく買ってよかったです。てゆーかハンモッカー必携アイテムを今頃買ったというだけの話ですからね。
次にDDタープですが、大型化した分ハンドリングに苦労しました。生地はツルツルして滑りやすいので、生地同士の親和性が低くまとまりが悪いと感じました。特に畳む際は風の影響もあって苦労したので、縁を合わせるたびにループ同士をカラビナ等で止めては外しを繰り返し、バラけるのを防止しながら確実に折り畳む工夫が必要かと。いや~みんな上手くやってるんですね。次のキャンプが楽しみです。
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