フォールディングファイヤーピット
マダケ出た!孟宗とハチクの不作を尻目に、どうやらこちらは例年通りの模様。
というわけで3本ほどポッキンしてきました。根元から折るだけの簡単なお仕事です。
むきむきして青椒肉絲でいただきました。
以前マダケはトウモロコシの風味とか抜かしてましたが、真面目にアク抜きするとわりとフツーのタケノコですね。
孟宗と比較して市場価値も低いので、ドヤ顔して人にあげる自信もなし。正直3本採ったらもうイラネって感じwwwとりあえず普通に採れてよかった。
いやいや今回はそんな呆気ないガサ話よりこちら。モンベルのフォールディングファイヤーピットに18,590円散財した話です。
これ去年発売されてあっという間に品薄となった二次燃焼する焚き火台です。その重さ、実に4.1kgという軽装原理主義を貫いてきた私らしくない買い物なんですが、これにはちゃんと理由があってですね、ほら、焚き火の最中強烈な煙に襲われて、椅子取りゲームみたいにあっちこっちに移動する…なんてことよくあるでしょ?他にも予め風向き考えてテント設営したはずが、いつの間にか風が回ってテントを燻しちゃってあぁぁやめてぇぇとか。それって解決法は単純で、要は煙を出さなきゃいいんですよね。
そもそも煙とは何なのか?簡単に言うと木材が加熱されて出る可燃性ガスや固形物が燃えずに排出されるものです。逆に言えばそれらをしっかり燃やすことができれば煙は出ない。今回はこの点に着目して、今までの焚き火を考え直してみました(今更かよ)
火入れの儀式。生まれて初めてフェザースティックというものを作ってみたけどキタナイなwww
やはり慣れないことはしないほうがいいね。フェザーというよりささくれスティックだねこりゃ。一応こんなんでも着火に成功しましたが。
焚き付けから自前のナラ薪に着火していよいよ本燃焼。いやすんげ~よく燃えるけどこれ。
二次燃焼はそんなにたくさんは見られません。上の画像は矢印のところに現れた二次燃焼炎を捉えたものですが、う~んイマイチ判りにくい。そんなことより囲いによって火床が常に高温に保たれるのが肝と見た。これによって薪が生ガス吹いても引火しやすいんだねなるほど。
このくらいの火力が使い勝手よくて好みです。お湯でも沸かしてみましょう。
そうだクロモジ茶作ろう。
私の好きな薪2本態勢でも煙は少ないです。これはいいかもよ!
場合によってはこんな置き方も可能(あくまで緊急時ね)
【メリット】
・火床が高温に保たれるので、生ガスを吹いてもアフターバーニングする確率が高く、煙が大幅に軽減または出ない。
・火床が深いので横方向への爆ぜをブロックしてくれる。(ただし放物線軌道はどうしようもない)
・五徳は何でも好きなのを置きやがれ。
・縁の境界(=火力の境界)が明確なので、クッカーの取っ手が熱くなるのを防ぎやすい。
・脚部への熱伝導は低いので、非常時に脚を持てば移動できないこともない。(やや慎重を要する)
・設置が超速。ほぼ一瞬。
・撤収時は煤で汚れた内面に触れることなく折り畳める。
【デメリット】
・薪いじりはほぼ真上からとなるので手が熱い。(手袋で解決か)
・水平及び下方への輻射熱はあまり期待できないので、どちらかといえば3シーズン向け。逆に夏はメリットとも言える。
・火床が深く薪がよく見えないので、炎の鑑賞や火を弄るのが大好きな人は不満が出そう。
「ハンモックを椅子代わりに出来ないのは、煙を嫌って焚き火台を遠くに置かざるを得ないから(椅子の用意が必要)」というハンモック泊時のジレンマが元々の動機なんですよ。某芸人さんもそうしてるでしょ?それでいいんですよ。これで少しは改善出来るといいんだけど。それとウリである二次燃焼は、ある程度火勢がないと発生しないのでこれ目当ての人は注意が必要ですね。私は煙の軽減または無煙というだけで満足ですから気にしません。
こんな重いものは初めてだけど、耐久性とのトレードオフなんでそりゃ仕方ないです。クソ重いのでメッシュ焚き火台と使い分けますが、結構いい買い物だったかも。下を見ればスノピの焚き火台なんて5.3kgもある上に五徳載せにくいし脚がカッチョワリィしモンベル圧勝ですよふぇ~ふぇっふぇっふぇwww
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コメント
「二次燃焼」これまた、熱いキーワードが出てきましたね!
煙軽減は、魅力的ですね〜。ちょっと頭に入れておきます^_^
投稿: ニック | 2021年6月 8日 (火) 21時08分
ニックさん、チラ裏記事にお付き合いいただきありがとうございます。
本文中にもありますが、二次燃焼より火床の温度が肝心だとすると、二次燃焼せずともこれの幅狭型で十分な気がします。しかし自作となると折りたたみ機能までは再現出来そうもないので嵩張りますね。
あと推測に過ぎませんが、深い火床で若干煙突効果が出てるかもしれません。要約すると、深く囲うのは大事だということですね。ドラム缶焚き火がそうであるように。
投稿: いちろーた | 2021年6月 8日 (火) 22時25分