迷走
ハナビラタケ全然ないwww
シーズン初の富士山は雨も十分に降って期待度100%。前乗り車中泊で6時過ぎに入山して天気も最高じゃないか。
だがハナビラタケの気配が微塵もない。あくまで私の経験則だけど、このキノコは球状(あるいは半球状)の形態以外にも、朽木の割れ目や地面の埋れ木からチョロっと出てることがよくあり、それを指標として今の勢いを感じ取ることが出来るのだが、それさえもない。
同業者2名と遭遇するも採れてない様子。うち1名は「平日に採られちゃってるからね」なんて言っていたが、いやいや前述したような片鱗もないのはおかしいよ。つまり早いか遅いか今年は出ないかのどれかだ。そんなオレ理論で見切って史上最速の8時撤収と相成った(早っwww)
さてどうするか?
しばらく悩んだ末に、里山キノコを見廻りながら帰ることに決めました。外界は暑いけど。
いつもの公園で採れたヤマドリタケモドキはたったこれだけ。あとは老菌か明らかな虫食い。ビッグウェーブ第二波は来てなかった。
次はタマゴタケ欲しくて地元の自然公園。去年と同じ場所にムレオオイチョウタケが出ていた。食えるけど粉っぽいらしいのでスルー。
地元でおなじみのニガイグチ系
そして今年も出ていたノーマルでもヒロハでもない謎のチチタケ。ヒダまで黄色で疎・傘にシワあり。だが面倒臭くて去年から調べてもいない。かつて「キノコ愛にあふれた」などとTVで紹介された私だけど、ありゃウソだから。美味くて見栄えのいい奴以外名前なんてどーでもいいから。
んでようやく見つけたタマゴタケはなかなかの良型。夏の富士山ではだいたいスルーのキノコも、無いと言われりゃ無性に食いたくなるのが人情ってもの。だが結局ここではこれ一本のみ。これも早いのか不作なのかわからんww。藪こぎでも急斜面でも気合入れて探せば追加出来るかもしれんが、いちろーた大先生は暑さに弱い生き物なのです。このあとはバイクに乗り換えて(暑くてセロ子出すのがめんどくせーからスクーター)他のタマゴタケのシロを当たるもすべて不発に終わり、ついにいちろーた先生は活動限界を超えて完全に沈黙。いや~もう3本、いや2本でいいからタマゴタケ追加したかったなぁ。
ヤマドリタケモドキは1本が使い物にならんかったので、結局今日食ったキノコはたったの2本。
いや暑かったな。ご近所タマゴタケは雨でも降らない限りもう出そうにない気がする。一方ハナビラタケは納得いかないので、一応今週末も富士山へ行くつもりだけど、これも何やら大爆死の予感。ダメならハンモックとタープで昼寝でもしてこようかしら。4連休だしね。
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コメント
菌行残念でしたね。ネットのきのこ仲間が山梨側でハナビラ採りだしていましたから、たくさん採れるかと思っていましたが…。
謎チチタケは、画像で見る限り少し異様な感じですね。傘の皺が嫌な感じがします。毒ではないのでしょうが。
とにかく暑くて暑くて仕方ないですね。私は本日休日でしたが、家から出る気になれませんでした。一雨ほしい感じですね。
投稿: nao | 2021年7月19日 (月) 17時11分
あ~採ってる人は採ってるんですね~
出来れば「採れなかった」情報だと安心したんですがこりゃ悔しい(笑)今週末も行ってみるしかないか…
かなり人気でしかも見つけやすいキノコなので、同業者多数となるといい気がしませんが、カラマツは無限にありますし足で稼ぐしかないですね。ですが正直次回も採れる気がしません(笑)。ちなみに確率は低いですがシラビソに生えてることもあります。
投稿: いちろーた | 2021年7月20日 (火) 00時27分