BUNDOKボックスストーブを改造ってほどじゃないけど改造してみた
・少量の薪で必要最小限の火力
・火を弄る楽しみを与えてくれる
・高価な海外有名製品より実用に優れるサイズと機能
・DAISOトレイ使用で灰がこぼれない
・燃焼中でもトレイを持って簡単に移動可
・後始末がチョ~楽々
・安価
・そしてきわめて煙が少ない←これ大事。
もうコイツにZOKKON命(ラブ)です。今までの焚き火台もピコグリルを除いて良かったけど、これほど楽しくはありませんでした。もちろん複数のクッカーを載せられない、輻射熱が少なく冬に向かないなどの欠点もありますが、ソロでの火弄りなら使い勝手と燃焼性能を含め、これほど身の丈に合ったものはそうそうないんとちゃいますかね。あまりに惚れすぎて近々もう一台買い置きしようと思ってます。あまり意味ないけど(笑)
唯一なんとかしたいと思ったのは、窓が小さくて太めの薪を焚べられない点です。いやこれでも他製品に比べたら大きいほうなんですが、出来れば事前に薪を選別したりバトニングする手間を省きたい。というわけで…
そう。この投入口を広げちゃおうと思いました。
でもそれやっちゃうとどうなるの?新鮮な空気は上昇気流の負圧でこの穴から吸い込まれるように供給されるので、広げたらどうなるかちょっと心配。そこで模型(?)を使って実験してみました。
出た会社の廃材!薄い金属板(多分鉄)を切って前面パネルなしの実寸大モデルを作り、こいつで燃焼実験です。
ちなみにロストルからの酸素供給は製品版も当てになりません。多くの焚き火台でロストルの穴が役立つのは序盤だけで、あとは熾や灰に塞がれてほとんど横や隙間からの酸素供給になると私は考えてます。
結果はまずまず。
重要なのは確実な上昇気流の維持と、燃焼室の温度が保たれて薪から出る可燃性ガスに引火しやすい状態をキープすることです。可燃性ガスが燃えない=煙がモクモクってことですね。あと薪の手前側に延焼してくると少し困っちゃいますが、これも見たところまぁイケそうだなと。
はいディスクグラインダーで切っちゃいました。本当は全部切りたかったのですが、多少の剛性を期待して上は残し、投入口を広げた格好になりました。横蓋の開閉機能もありますが、閉じて使うと酸素供給に支障が出ますし、そもそも40cm級の薪を差し込むので閉じることはまずありません。実質的な役割としては薪の水平ガイドとこぼれてくる灰受けってとこです。蓋のハンドル(リング)も意味なくなったので取っちゃいました。
フル突っ込み。これあまりやらないと思いますが、かなりキャパ上昇ですねこりゃ。これからは薪の追加も楽になります。
うむ。本燃焼も問題ない…と思われる(笑)
あとは炎が手前に伝わってこなけりゃOKですが、厳正な検証は時間の都合でまた今度にします。まぁ大丈夫でしょう(笑)
改造と言っても、ご覧の通り簡単なものです。ただこの焚き火台、ステンレスの質があまりよくないようで、何度も使ううちに若干錆が目立ってきました。BUNDOKさん!15,000円ぐらいになってもいいからぜひチタン製を出してほしい。ステンは中華にパクられまくってるから、この際一歩先を行きませんか?ぼかぁこんな素晴らしいものなら多少高くても迷わず買います。また切っちゃうけど(笑)
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コメント
いいですね、たき火台。
火を眺めながらウイスキー飲みたいです。
PS:アナジャコ撃沈でした。爪が見えるとこまではいくんですけど、その後が難しいです・・・。
投稿: rennzann77 | 2022年4月17日 (日) 22時31分
おすすめします。例えば河原で簡単なタープ張って、流木燃やして野外ランチなんてーのも素敵やん?タープがなければブルーシートも可。これであなたもプロキャンパー。ホームレス狩りに注意してね。
YouTube見ると細い薪を上から投入してる人ばかりですが、違う、そうじゃない。この焚き火台の真骨頂は太めの長い薪を横から突っ込めるという点です。
アナジャコの洗礼受けてきましたか。予想通りそこが難関で草wwwそして今がスタートラインです。勝負はこれからですよ。どうにかして必勝法を編み出し、人類の叡智を見せつけてやりましょう!続報待ってます。
投稿: いちろーた | 2022年4月17日 (日) 23時44分