第◯回壁外調査(戦死)
今日は富士山シカトデー。当面の目標とするウラベニホテイシメジに出会いたいがため、道志村と都留市の境にある御正体山周辺を探索してきました。あ、もうオチは言ってますから安心して読んでくださいね。てゆーか何かトピックがあった時、駄ブログ記事は序盤からノリノリで書きます。非常にわかりやすい性格です。
ここでウラベニさんが採れる情報などありません。衛星画像でめぼしい広葉樹帯チェックし、やおら突入するというオペレーション・コリジョン&ブレイク(当たって砕けろ作戦)でありますが、もしウラベニホテイシメジ見つけたらボク泣いちゃうかもよ。ウラベニさんダメならシャカシメジ、はたまたバカマツタケ、さらにマイタケなんて採れちゃった日にゃ~駄ブログで自慢しちゃうもんね!てなわけで6時半に突入!心臓を捧げよ!
ハイいきなりの絶望。ミズナラを期待して入ってみりゃー見渡す限りのブナとアカマツ混成林でした。
ブナ林で期待できるのは私の知る限りムキタケぐらい。しかも時期が浅い。ナメコ?出るわけないし。
キチチタケっぽい何か
シャカシメジっぽい何か
コガネヤマドリっぽい何か
キツブナラタケっぽい何か
ドクツルっぽい何か
もうね、見慣れた富士山と比較すると奇行種ばかりなのでいちいち調べる気にもならんのですが…いやわかってますよ。同定を極めるのが真のキノコハンターであり真のアウトドアマンであることぐらい。でもそういう付加的要素は本命を探し当ててから余裕綽々でやりたいわけですよ。今はおいしいキノコ意外眼中にないお年頃。それにここ完全なる通信圏外でキノコ仲間に聞きたくとも何も出来ない。泣き言のひとつも送れない。ブナも若い株が多く、倒木もほとんどなし。仮に倒木があったとしても、まぁツキヨタケぐらいが関の山でしょうな。
写真ではわかりづらいだろうが45°の急斜面があったり、さすがにこの先はお手上げ。地形が急峻でしんどいのは覚悟の上だったけど、それ以前に植生がブナじゃなぁ…
てなわけで9時前に下山。例の一を聞いて十を知る戦法=そこそこ探索してフィールドの素性を察し、気配がなければ即撤収するやり方です。
とんでもなく深い沢に降りてしまったところで終了。
道路脇で見つけたホコリタケ系の良型。あまりの爆死ぶりにマジで食ったろかと思ったが正気を取り戻しやめた。
今日の標高は1,100m帯だったけど、下手に標高を上げてブナだらけになるのも考えものですね。ミズナラはもうちょっと下かな。それともここではなく更に北上せよということなのだろうか?できれば近場で見つけたいものだが…
結果はダメでも、なんだかんだでワクワク度は富士山より上なんですよね。それが初見フィールドというものです。次はミズナラ林に出会えますように。