リハビリ

ドジっ子ワイ、えらい目に遭いました。

実は2週間前にマツタケ狙いで入山した際、車まであと50mというところで木の根(これがまた苔に覆われていて見えなかったんだな)に乗ってしまい転倒。詳細な状況は、右傾斜した木の根に左足を乗せて左側に転倒って具合です。わっかるかな～？

キノコハンターなら一度や二度はやってるはず。こうなるとよほどの反射神経の持ち主でもない限り、どうしようもなく転倒します…よね！？ね！？オレだけ？
んで立ち上がると骨盤から左足に激痛が！…もしかして骨盤にヒビでも入った！？と思って帰宅後確認すると外傷もアザもな～んもない。代わりに左足付け根周辺の激痛で声を上げるほどの苦しみ。日にちが進んだところでふと気付く。「これってギックリと同じ症状やん」ほら、腰の神経って太腿まで繋がってるから、全然関係なさそうな太腿周辺に痛みが走るやん？
ついに我慢できなくなって病院に行くと骨には異常なく、転倒した際に腰を捻ったのではないかという診断でした。確かに転倒した先に岩の出っ張りがあったんだよね。多分胴体がその岩の形に曲げられてしまったかのもしれない。んなわけでマツタケも広葉樹林も狙い目の時期を棒に振ってしまったわけです。仕事は合計で1.5日休みましたよ。今ではだいぶ動けるようになりましたけどね。

そんなこんなで今日はリハビリのようなもんです。富士山1400m～1500mの比較的平坦な森でシモフリシメジが採れたらなと思ってたけど、チャナメしかなかったっス。



ただ小雨が降ったようで、非常に綺麗な個体をたくさん楽しむことが出来ました。今回は探究心が勝ってしまい、つい未踏破の森に突入。まぁ魔が差したとも言う(笑)。ガチでシモフリ狙いなら予め情報を得ている別の森に行ってたけど、結構競争が激しいようでなんか面倒臭くなっちゃったのww
まぁ確かにシモフリは食ってみたかったけど、新たなデータが増えたのも大きな収穫だしまんざらでもないっすね。シモフリは来年の課題として楽しみにしておきます。あと一週間早く回復したなら間違いなく行ってましたが(笑)

雨天決行ダブルヘッダー

小雨の中、ダブルヘッダーで行ってきました。まずは我々夫婦とnaoさん夫妻でスタート。第一試合はアミタケです。

毎年必ず採っておきたいキノコがこのアミタケ。主戦場から離れた場所にあるので、偵察するタイミングがズレて時期を逃しちゃう失態を繰り返してきましたが、今年は彗星のように現れたキノコ界のジャンヌ・ダルクことキノコ廃人マニアのムーサさんが情報をくれたおかげで、無事収穫を果たすことが出来ました。ちなみにジャンヌ・ダルクの例えはカッコイイけど最後火刑にされたんだよねw

例年は地面から出ているイメージなんだけど、岩の苔から出ているものが多かったですね。勢いがある証拠かも。
前情報に劣りはするものの、雨も降ったせいでアミタケの密度はかなりのものでした。今日も小雨だし、好況はもう少し続くかもしれませんね。

前々回の菌行でナイフを失くしてしまい、以後やっすいカッターナイフにしようと誓ったワイ無事負傷www

おかげで新種のウラベニアミタケに…カッターも考えものだな。よく切れるし刃も薄いし、ちょっと触れただけでこうだよまったく…

少なそうに見えるけど深さはそこそこあります。嫁も同様に採っているのでこんなもんで充分でしょう。
ちなみに木曜日に入ったムーサさんの収穫がこちら↓


冷凍オキアミブロックですか？


完全に一致


しかも4日ぐらい連続で出撃しているし！
最初は華奢な美人さんだなーと思っていましたが…女流キノコハンター→キノコマニア→キノコ変態→キノコ廃人(←今ここ)
私の中でムーサさんのイメージがどんどん変わっていくwwwさっきジャンヌ・ダルクとか言ったけどやっぱドン・キホーテに訂正しよっと！

途中で上から降りてきたホティーさんに会いました。上は松狙いでしたが残念ながら空振ったそうです。今年はうまくいきそうにないですね。
とりあえず今回の収穫はムーサさんのおかげと言っていいでしょう。まったくすごい人を味方につけたもんだ。今日はムーサさんの自宅の方角に向かって拝みながら採ってましたからね！

第二試合は標高を上げてシラビソ林へ。以前から聞かされていたnaoさんおすすめのフィールドですが、降雨も充分なせいかなかなかのキノコっ気でしたよ。

美しく立派なベニテンもありました。ベニテンは上の方で採れた奴を今年も食べたんですが、なんか鉄臭い味でガッカリしたんですよね。この個体も確認のために食っておきたいところですがやめときました。ムスカリンだっけな？は人体に蓄積されるらしいので一応ね。


naoさんの言った通りクロカワありました。下の画像はnaoさんが見つけたものです。
このあとnaoさんの奥さんのく◯ちゃん、さらにウチの嫁もクロカワを見つけてMr.クロカワボウズの危機に瀕した私でしたが、かろうじて終盤で見つけることが出来ました。あぶないあぶない(福田和子風に)。まぁ私も皆さんもクロカワはほぼ虫食いでしたが、こればかりは宿命のようなもんですね。


嫁が初めて本ポル(ヤマドリタケ)を採取！や、やるじゃねーか…(汗)しかも結構いい個体。
さすがは私の弟子だな。う…うん。この前は見つけても知らずにスルーしていたらしい。バカ野郎そいつがルパンだ！

いやなかなか面白いフィールドでした。クロカワは過去当たり年にコメツガで死ぬほど採った経験があるんですが、それ以来採れなくなっちゃったのでやっぱクロカワはシラビソなんでしょうかね。同じ標高で同様の植生は他にもたくさんあるので、可能なら全部調査してみたいほどです。このあと駐車場でネコバスさんと合流してしばし談笑の後に帰宅。naoさん夫妻はネコバスさんと共に反対側の森へ消えていきました。次回はチャナメ祭りでお会いする予定。今回も動画撮影したんですが、今は編集する時間がないので後日ここに貼っておきます。