甲殻類

2023年10月21日 (土)

我泣き濡れて戯れるカニがいない

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上の画像は2kgのノコガザ。
過去の栄光です。次男坊カニ男くんも今や大学生になりましたが、これですよ。こういうの捕りてぇなぁー・・・
だが!今回はどう書いていいやら私にもわかりません。とにかく鼻息荒くしてカニ捕りに行ったら、全然捕れなかったって話です。

10月14日(土)
汽水域に6ヶ所(ノコガザ狙い)と淡水域に1ヶ所(ズガニ狙い)罠を仕掛けるも、入居者は淡水域の罠にズガニ4匹のみ。
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ハイこれだけ。めちゃめちゃ期待した、いやもはや入って当然の汽水域には生き物のかけらも入りませんでした。
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まぁ自作の対エビハゼ専用網で良型ハゼを掬いまくっておいたのがせめてもの保険。短時間でバホバホでした。ハゼ釣りなんてアホらしくてやってらんねーってなるほどゲームバランスが崩壊するのでおすすめしません。
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あと釣りのほうはGT(笑)とバラクーダ(笑)各1のみでパッとしませんでしたね。

本命ノコガザが捕れない。今までノコガザボウズなんてあっただろうか?何故このような結果になったのか胸に手を当てて考えてみました。
「相手は夜行性…そうだ!夕方とはいえ日のあるうちに満潮を迎えるなんて、よく考えたら最悪の潮回りじゃないか。もうオレのバカバカバカ~!」そう考察して日没後に満潮となる来週にリベンジを誓う。ちなみにリベンジ=復讐という意味なので、やたらと用いるのは間違っていると思います。よほどの怨念がない限り「リトライ」や「再チャレンジ」という表現が適切であると思われます。いやどーでもええがな。

10月21日(土)
怨念がこもっているのでれっきとしたリベンジです。前回同様の配置で罠を仕掛けました。今日は日没後に満潮を迎えるので、必ず結果が出るはず…だが!!しかし!!
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またかーい!
入ったのは淡水域と汽水域にズガニが各1で、本命がまったく捕れない!何故だ!
限定的水域での乱獲が原因?いや毎年同じような成果が連続しているので、これは信憑性に欠けると判断したい。そもそもこのカニの成長速度は早く、海流による外海からの幼生の供給は絶え間ないはず。となるとやはり今年の天候不順による低活性化か。困った時の合言葉「異常気象」。こいつにすべてなすりつけようではないか(笑)そういえば川面の水温は例年より冷たかった気がする。猛暑だったのに水温低下というのはかなり矛盾している気もするが、おそらくそれが原因でカニの動きに異変があったとしか思えないのだ。例えば横歩きしか出来なかったのに、急に縦に歩くようになってしまったので罠に入れなくなったとか(そっちの動きかーい!)
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まぁ…ほとんど車中泊キャンプみたいになっちゃいましたけどね(てへぺろ)
ちなみに2回目は強風が吹き荒れて釣りはお休みにしました。久しぶりにのんびり。これはこれで楽しいのですが…てなわけで2週にわたる戦いは終了(敗走)。
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ハゼは天ぷらと唐揚げに。赤いのはブラックタイガー(ウシエビ)。3尾しか捕れなかったけど。
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ズガニ♀は期待通りのカニ味噌。以前は汽水域で捕ってましたが、純淡水域の♀が至高とわかってから捕ってません。汽水域のは下り切って抱卵している個体が多いのと、あと少し泥臭いのよね。
まぁ今年のカニは諦めましょうか(震え声)ここまで惨敗だとむしろ清々しい気分ですよ(震え声)さぁ来週はキノコキノコ!(震え声)

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2022年10月29日 (土)

シイタケ原木を忘れていた結果&カニガサ

シイタケ原木栽培に挑戦!
ということで、伐採現場からもらってきたクヌギにコマを打ち込んだ記事を書いてから1年8ヶ月。全然出る気配もないのですっかり諦めてましたっつーか正直忘れてましたww
それが昨夜たまたま覗いてみるとですね…
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ぬぉぉぉ椎たけ男さんコンニチワしてる!!
いや~やってみるもんだな。ウチの環境で仮伏せが成功する自信がなかっただけに、これは嬉しい結果です。
よくよく見ればコマの説明書にも「通常夏を二度越したあとに出る」と書いてあるしその通りじゃないか。ちゃんと読めよ俺www
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なんだろう?ホダ木とはいえ「自宅にキノコが生えてる」ってーのはとっても幸せ♡な気分になる。部屋に置けりゃもっと幸せになれるのに。
さてここで疑問が一つ。そう。左の原木にはな~んも出てないんですよね。ここまでまったくの同条件なのに何故?
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これはヒラタケを打ち込んだコナラの現在の姿。出るどころかすっかりカワラタケに蹂躙されて失敗してます。菌糸が蔓延しないと他の雑菌にやられてこうなっちゃうのだそうです。まぁこのヒラタケは原木の選択からして失敗ですが、つまり何が言いたいかというと、左の原木は雑菌の発生もなく無事ですよね?ということは子実体こそ出てないけど、おそらく椎たけ男さんの菌糸が蔓延しているのではないかということで、とりあえず今後末永く見守っていきたいと思います。50 80 喜んで!(特に意味はない)


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閑話休題。週末は再びカニガサしてきました。昼間はメッキ狙いでルアー投げましたが、いや~前回と打って変わって食いが悪い。つーかチェイスもバイトもありますが乗りません。ミディアムダイバーのミノーに反応が良かったので、シャローでふざけてボトムノックさせたらマハゼが釣れちゃいました。あと前回見なかったキビレが濃かったのですが、こちらも追うだけで食いません。毎週通っているという人に声をかけて情報探ると、やはり今日はダメとのこと。自分だけじゃなくてホッとしました(笑)
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重鎮あんず坊氏と合流しての夕食。そして手掴み系ハンターT君と深夜の現場で遭遇してしまう偶然(笑)
T君はノコガザのみならず80cm級のヒラメを仕留めてました。しかも素手という変態極まりない漁法。
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ノコガザは若干不発の感ありでしたが…よくよく考えれば本命ポイントをあんず坊氏に譲ってこの結果なら上出来かもしれん。まぁ長男に食わせたかった1.4kgぐらいのが捕れたので良しとしますかね。一方あんず坊氏は内子バッチリの♀を二匹も捕ってました。オラ内子バッチリの♀なんてずっと食ってねーからこれは裏山ww
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♂1♀2+清流域で捕れたズガニ♂大1。今週末にもう一度行くかどうか悩み中。

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2022年10月15日 (土)

「アレ」と訣別して生き物と遊ぼう

重鎮あんず坊氏が、関東某山のアカマツで「アレ」を9本も採った写メを送ってきたんだが…まったくとんでもない雑念を吹き込んでくれるじゃあないか。実にうらやまけしからん!!
一方おじさんは、今年はもう「アレ」を追いかけるのはやめると決心し、そろそろ気になってた魚類甲殻類を追いかけてきたのであった。まぁすっかり年中行事ですが、収穫に関してはいい思い出がなかった今年の富士山を忘れるための傷心旅行みたいなもんです。
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今回は複数の地元同業者とポイントが重複してしまうハイプレッシャー。こりゃダメかと悲観したけどノコガザは辛うじて確保。右はかなり良型。しかしまともにinしたのはこの一箇所だけでしたね。やはり人多すぎ。次の引き揚げは夜なので、午後からはメッキアジを狙って釣りをします。
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去年は遅めに行って確か2匹ほどしか釣れなかったけど、今年は開始1時間で7匹とまずまずの経過。偏光グラス忘れたけどチェイスも頻繁に確認出来て魚影は濃い感じですね。
メッキアジというのは総称で、熱帯~亜熱帯の珊瑚礁に棲む80~100cmにもなるデカイ奴、主にロウニンアジ、ギンガメアジ、カスミアジ、オニヒラアジといった種類の幼魚です。この卵や稚魚が黒潮に乗って本州沿岸へやってくるのですが、熱帯性の魚なのでやがて冬を越せず死んでしまいます。この手の魚は「死滅回遊魚」と呼ばれ、夏の海で見掛けるチョウチョウウオなどもそれに属します。ちなみに上の魚はオニヒラアジと推測されます。
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これはロウニンアジですね。体長は20cmほど。もうちょっと頑張ればツ抜けする勢いだったんですがねぇ…日差しが強くてフラフラしてきた(熱中症になりかけ)ので納竿としました。今回ヒットしたルアーは5~7cmのフローティングミノーでした。


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帰宅後、泥抜き作業に取りかかります。まぁあまり芳しくない結果ですが、昔と違って何気にボウズ回避しているのは温暖化のおかげなんだろうなと勝手に推測。
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一番デカイのは暴君すぎて隔離。泥抜き中に他のカニをボロボロにしちゃうこともあるので、そんな超ガッカリは絶対に回避したい。
ちなみに泥抜きの水には人工海水の素を投入して万全を期してます。まぁ一応淡水でもイケるとは思うけど、一晩経ったら死んでた…なんて目も当てられないのでここは安全策。
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泥抜きが終わってデカイのを締めました。重さを量ると1.9kg。通常1.3~1.5kgが多い中、久々に2kg級を捕獲しました。現場では気づかんかったけど、ハサミの大きさといえやはり抜きん出てるなこの個体は。市価では確実に1万円超えなので、まぁ「アレ」と訣別してきた甲斐もあったと自分に言い聞かせてます(笑)
カニの締め方は口から棒を突っ込んでグリグリする簡単なお仕事ですが、最近イマイチ決まらないことが多いんだよね。締まるには締まるけどまだ動いてるし…どないせーっちゅーねん。
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ほら言わんこっちゃないwwwオレやっぱだめだわ
何が悪いのか説明しますと、これ茹でる最中に手足を自切しちゃってるわけです。つまり完全に締まってない…
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メッキは塩焼きで美味しくいただきました。
おいおい「生き物と遊ぼう」などとタイトル付けといて結局殺しとるやんけ。でもアレだな。一番イヤな瞬間はなんといっても泥抜き中の元気なカニさんを引き揚げて鍋に入れる時だな。食うのが楽しみであるその裏で、命への感謝を忘れてないいちろーたくんであった…

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2021年11月 6日 (土)

メッキアジ爆釣した・・・いな。

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んなわけでアジングロッド買って
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何故か18カルディアも衝動買いしていつもの河川へ。
いざ期待に股間を膨らませて10時より実釣開始!いや全然釣れんわいっ!
普段カニ捕りの片手間でもポツポツ釣れるのに、いざ真面目に向き合うとこんなもんかいっ。とある動画ではバホバホだったのに…まぁそんなうまい話が常にあるわけじゃなし。
んでようやくのファーストヒットがこれ。
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まさかのカマス@河川
写メしたらガサ花の重鎮あんず坊様が「オニカマスじゃね?」とか言うから、調べたら本当にオニカマス(幼魚)だった。
オニカマスと言えばあのバラクーダですよ。もうバラクーダ先輩って呼んでくれてもいいですから。♪酒が飲める飲めるぞー酒が飲めるぞー
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あとはその…コトヒキとか…
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で、13時頃やっと本命。ロウニンアジですな。やっとですよ。これでGTとバラクーダの2大トロピカル系巨大魚制覇ですね(虚)
その後メッキ1(ロウニンアジ)を追加したあとはずっと音無し。足元までチェイスは結構あったけど食うに至らずってのが多かった。あと何気にカマスいっぱいいるけど小さいね。釣れたのはこれでも大きい方。メッキは黒潮次第で当たり年とハズレ年があるようで、今回同業者をまったく見なかったということはもしかしてこれ・・・ハズレ年なのかオイwww
まぁ型を見ただけでも良しとすべきか。今日はこのぐらいにしといてやる。貧果の2匹で17時に納竿。
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貯めた小遣い24万ペリカを投資して気合十分で来たのに…まぁロッドもリールも今後使い道あるからいいけどさ(^^;)
とりあえず腹減ったから夕飯。カーチャンが作ったハンバーグを河原で焼く。

19時半頃「某河川のブラックタイガーはここよりデカイ」というガサ花の重鎮あんず坊様の情報に従って、その「某河川」へ立ち寄ってみた。
しかしまだ潮の引きが不十分。ライトで照らすとエビの目がそこで光ってるのに、ニーブーツを持参しなかったいちろーたくん(バラクーダ先輩)はエントリーできず。ああニーブーツ持ってくりゃよかった。今回パラメーターを釣りに全振りしたから持ってこなかったのよ。これが「天はニーブーツを与えず」ってヤツか(なんつって)
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でも引くのは意外と早いんだなこれが。たった30分でエントリー可能になっちゃったのでガサ開始。確かにデケーわここのエビ(当社比)。
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ハサミに網を絡めて絡めて絡めてなんとかとっ捕まえた。多分ノコガザをエビ網で捕獲したのは世界初だろうな( ゚д゚)ポカーン
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結果ブラックタイガーは15匹捕獲。やっぱ夜の川はたのすぃwwww
直後に雨が降り始めてここでおしまい。
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魚は塩焼きに。エビは生で頂きます。メッキの塩焼き=美味いという認識は、思い出補正とプラシーボだと思ってたら本当に美味くてワロタ。これイケるわ~さすがアジ系。
あとオニカマスはシガテラ毒で有名だけど、まぁ幼魚だから平気っしょ。うん平気平気。これも所詮カマス。例にもれず美味い。また食いたい味だなこりゃ。
問題はエビだ。エビの生食はガサ仲間から寄生虫のツッコミ入ったけど、確かに汽水域のエビは要警戒かもしれん。だが寄生虫が怖くて赤いきつねが食えるか!というわけで食っちゃったけど美味いです。ねっとりとした口溶けはスシローの生エビなど比じゃないっすよ!(←庶民感覚)まぁその後の経過はツイッターで報告しますけど、とりあえず来年の世界仰天ニュースにご期待下さい(アカンやんけ)

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2021年10月23日 (土)

内子ギッシリのズガニが食べたい

キノコも終了。有力ブログのみなさんもすっかり閉店状態で寂しいですなぁ。
今年は去年同様わけわからんシーズンでした。特に神Mの豊作は期待した分肩透かし。それでもちょろちょろっと姿を見せるもんだから、諦めつかずま~た今年も富士山に固執してしまった。こいつの誘惑さえなければ他の山へ新規開拓に出かけられるんだが、呪縛から逃れるのは定年迎えるまで難しそう。それほど魔力のある特別な奴なんですねぇ。まぁ型は小さかったけどお目にかかれただけマシだったかもしれません。

てなわけで晩秋も晩秋。むしろ初冬と言ってもいいほどの冷え込みの中、再びカニ捕って遊んできました。
そろそろズガニの下りも最盛期と読んで、そりゃもう内子バッチリのメスだけをわんさか捕獲してくる算段でしたが・・・

下り…終わってました
こちらも読み違えたかwww

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というわけで「外道」のノコガザ♂
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さらにノコガザ♀
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ブラックタイガー(ウシエビ)も深場に落ち始めたのか3匹のみ。しかし若干サイズアップ。
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21cmのマハゼ掬いました。マハゼの最大は知らんけど、このサイズは今まで見たことがない。
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今回もしっかり捕れてしまったノコガザさんたち。もうカニ好きな子供たちもさほど喜びません(笑)
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ズガニ♀はたったこれだけww

通い始めは幻級だったノコガザですが、気がつけばコンスタントに捕れるようになってたりして。これも温暖化の影響なんでしょうが東京湾を初め各地で増えていて、今や関東地方ならどこにでもいるはずです。かつて捕獲するごとに雄叫びを上げてまで喜んでいたものですが、そんな感動など今は昔の話。
このカニが頭角を現し始めた理由は、前述の温暖化や成長速度の早さに加え天敵不在の三要素と勝手に推測してます。今回は大型の♀(1.4kg)が捕れたので、果たして内子がどれだけ増加しているかが楽しみ。結果や後日談はツイッター

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2021年9月 4日 (土)

調査捕カニ

ひっじょ~~に悩ましい週末です!
今年は神キノコMの発生が半月早いというではありませんか。しかもここまでの状況を見れば豊作の予感しかしないわけです。しかしどちらかと言うと夏キノコに近いツガタケでさえ、なかなか下(1,800mあたり)に降りてこない。これで神Mが発生するなんて、いやそりゃ先発で何本かは生えるでしょうが、全体的なブレイクはまだ先と思ったんですよね。
てなわけで今週はカニと遊ぶことに決めました。山と海、どっちがいい思い出来るか苦悩した結果です。
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いつものポイントで初日に1匹。大型の♂です。1匹か…出来ればあと2匹は欲しいところ。
ツガタケご飯もっと食いたいとか、神Mがイン・マウンテン・ナウかもしれないとか、コメントくれる人たちと会えるかもしれないとか、もう後ろ髪ガンガン引かれてDQNの息子並に襟足が伸びちゃいそうでしたが、途中キノコ仲間の報告で神Mの未発生を知るとホッとしました。申し訳ないけど(笑)
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潮回りが悪くてあまり期待してなかったのですが、二日目は願いが叶って大型♂2を追加。しかし!
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大型の♂がダブルで入ると片方がボコられてしまう例。こんなの初めてですが、いや~もったいない!無事なら♂4だったのに…
ダブルで入るのは大抵♂♀なんだけど、こういうこともあるんですね。まだ死んで間もないようだったので、ハサミ食いたさに持ち帰ります。
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犯人犯カニは非常に凶暴かつ好戦的な奴でして、常に威嚇しっぱなしのヤバい個体。泥抜きではこういうのを同居させると他のカニを傷付けるので隔離しました。今回の3匹は1.5~1.7kg。目標は2kg超えなんですが今回も達成できず。
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いざ茹でようと思ったら鍋に入らないwww
25cmの鍋なんですが、えっ?じゃあ今までどうやってたの?自分でもわからんとです(笑)
もしかして今回の個体は例年よりハサミが大きいとか?いやそんなバカなwwしかしそれ以外の理由が見当たらない…
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というわけで急いで30cmの鍋を買いに走りました。思わぬ出費。だがこんな便利な物どうして今まで買わなかったのか謎ww
今日はひと鍋につき1匹、茹で時間20分で3匹分。正直もう疲れちゃったし、茹でカニ臭でお腹いっぱいなので私の分は食わずに冷蔵庫へ。明日仕事から帰ったら食います。やっぱ働いた日のメシは美味いっすからね。カニも美味いに決まってる。
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カニ好きの息子たちが喜んでくれるのが何よりの幸せ。ウチの秋はカニが当たり前になって、もはや「パパすごい!」の賛辞もありませんが、その大きさ故スゲースゲー言いながら夢中で食ってます。まぁその感嘆だけで十分嬉しいですけどね。
今回は9月のカニの身入りについての調査捕カニです。毎年キノコが落ち着いた晩秋に行くんですが、どうも身入りに当たり外れがあって悩んでたんですよね。その点今回は身入りもバッチリで、時期による差が証明された気がします。でも例年暑いんですよね9月って。そういう意味で今回は絶好の機会だったのです。ホント暑いの苦手ですから…

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2021年6月27日 (日)

テナガエビと向き合う

川で捕れる甲殻類の中でも、モクズガニとテナガエビは美味な食材として不動のツートップだと思います。とりわけテナガエビはありふれていて、夜にライトで照らせばどこにでもいる感じ。なもんで普段は食指が動きませんが、今回は久々に本気で向き合ってみることにしました。
いや実は一ヶ月ほど前から考えていたんですが、週末毎に雨降って増水したり、その他いろいろやりたいことあったり…ガサ場が近所すぎてロマン不足なのも腰が重かった理由です。ダメ元で息子たち(社会人と高校生)を誘ったら、意外にも行く気満々でとーちゃんは嬉しいぞ(涙)
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現場到着するやいなや、俺に任せろとばかりに捕り始めてます。おそらく二人とも幼少の経験がプライドとなって現れているのです。
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中流域なので捕れるのはヒラテテナガエビ。昔はろくに泥抜きもせず食ったもんですから、なんとなく後味が泥臭かったのを覚えてます。今回はちゃ~んと泥抜きして本当の味を確かめてみたいという主旨。でもヒラテはハサミが固くてキツイんだよね…それを承知の上で捕ってます。
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今じゃすっかり食材というよりウナギ釣りの餌という感覚なので、あまり獲物が輝いて見えません。酸欠に弱いのでエアレーションだけは万全にして持ち帰ります。
しかしまぁ~さすがに息子たちは若いですね。とーちゃん置き去りでヒョイヒョイとテトラを飛んであっという間に対岸へ消えました。いや結構な川幅あるんですけどねぇ。一方とーちゃんは遅れこそすれ、ここんとこ山登ってたおかげでテトラ飛ぶのも安定してましたよ。とにかく足がね、ガクガクしないの。
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帰宅後ポリタンクで泥抜きビフォー。まぁそんなにウジャウジャは採れなかったね。ポイントの選定がイマイチでした。
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泥抜きアフター。いや~想像以上に泥吐いてビックリ。ウヒャ~昔はこの泥ごと食ってたんですねww
心配していた共食いも、どうやら一日ぐらいでは起きない模様。
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日本酒で〆たあと軽く衣を着けて天ぷら。さてお味のほうは…
もうすでにわかると思いますが(笑)ハサミが固くて食えず、分離して左によけてますwww
まぁハサミはね、食えないこた~ないんですよ。市販のエビの尻尾なんか香ばしくて美味いじゃないですか。でもアレ期待したらダメ。味も香りもなく「ただの殻」「ただのキチン質」って感じです。
じゃあ身と一緒に食えばよくね?まるごと食っちゃえばよくね?いやいやそうすると口の中にあふれるバキバキのキチン質に邪魔されて、身の旨味がどっか行っちゃうというか味わってるどころじゃないというか、ただの顎のエクササイズww
ん~~~とヒラテってこんなんだっけ?ハサミどころかボディーも全体的に硬めだし、正直ヒラテはもうイラネーかな。
ただしさすがに小さめの個体はサクッとイケます。兄弟で「小さいのばっか選んで食うなよww」などと揉めてたほどですからね(笑)
(あとになってぼうずコンニャク見たら「焼きエビにすると殻も食える」とか書いてあるじゃないの!あ~失敗したかこりゃ)

まぁでもね、味自体は泥抜きの効果が出て結構いいものですよ。次は口直しにノーマルテナガ捕りに河口行くか河口!

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2020年11月 7日 (土)

カニキャンプカニキャンプカニ

というのがここまでの行動履歴。
秋のキノコは不漁も手伝って放り投げたまま、すっかりカニで遊ぶ週末になっちゃいました。
ちなみに市場価値で比較すると、カニ>>>マツタケぐらいの差があります。おまけに子供は大喜びと来りゃ、もうそりゃカニやりますよ当然でしょ。
今回はここまでの大本営発表にムラムラしっぱなしのあんず坊さんと現地で落ち合い、仲良く相合いガサしてきました。
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天ぷらやっぞ!
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メシはスーパーで買ったバナメイエビで一人天ぷら。あまり上手く出来なかったけどご飯一合あっという間でしたね。
当初現地でハゼとテナガエビをとっ捕まえてネタにする予定でしたが、干潮の引き具合を読み違えて捕獲が困難となり企画倒れww
さらにその困難な足場で危うく滑りかけて咄嗟に身を翻したら、腹部側面の筋肉をこむら返りだか靭帯断裂だか知らんが強烈に痛めてしまったというねwww
歳なのか運動不足なのか知らんけど、とにかく一度寝たり座ったりすりゃ身体を起こすのが大変だし、くしゃみや深呼吸、咳ひとつでも痛い。んん~~月曜になってもキツかったら病院かなこりゃ…(泣)

さて肝心の結果ですが、今回は本命ポイントをあんず坊さんに譲り、自分は新規開拓の調査捕カニに徹したので、そりゃもうカゴ上げるたびにスカ食らいまくりですww
もちろん想定内。今回はオフ合同ガサとキャンプ気分を楽しむ目的で来たので構いません。前回大勝した者の余裕ってやつです。
一方本命ポイントに仕掛けたあんず坊さんの戦果はどうかというと…
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この続きは今回も自主規制させていただきますwww

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汽水域の新規開拓はことごとく空振りした私ですが、純淡水域に仕掛けたカゴはほれほれ!ビックリですよ!
殺風景な清流域に一昼夜浸けておいた結果がこれ。全く期待などせずむしろ仕掛けたのを後悔してたんだけど、いや驚くべきポテンシャルだね。しかも♀率高いし、この一カゴだけで新たなデータの大収穫やん!清流域おもしれー!
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そして最後の最後、一つだけ本命ポイントの上流に仕掛けたカゴに良型の♀2が入ってノコガザボウズ回避!
さすがに本命ポイントの火力は眼を見張るものがあります。
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♀主体でわりと満足な結果のズガニ。味はこちらのほうが上なんだがつい巨大なノコガザを夢見てしまうどうしようもない性…
まぁキノコで言うと小ぶりなナラタケ(美味)よりド迫力のオオモミタケ(無味)でドヤ顔しちゃうアレですねww

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2020年10月24日 (土)

いろいろと改良して臨んだ結果・・・

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この日を一日千秋の思いで待ちわびていました。
前回、餌カゴをことごとく破壊し華麗に脱出していた奴らにリベンジを!
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今回は餌カゴを塩ビパイプで自作したので、さすがに破壊はできねーだろうなと。
これで臭いは出すが食わせない「鰻屋の換気扇作戦」。
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さらにカニカゴ自体は入り口フラップ部分に張りをもたせるチューニングを施しました。
フラップが緩いとこんな感じで開けちゃうんじゃないかと想像したんですよ

 
いざ出撃!

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えー諸事情あってこの先は公開自粛です(なーんやねんそれwww)
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事情はオフ会などでお話したいと思いますが、とにかく今回のリベンジは二日間にわたり過剰に達成されました(祝)
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塩ビパイプをこじ開けようとした痕跡。呆れるほどスゲー奴らだが、さすがにこのマテリアルには勝てまい。
てなわけで餌が全然食われないので、回収時に追加する必要がないのは拍子抜け。反面、餌がバラけず臭いの拡散効果は低下しているはず。したがって餌が本格的に腐敗し始める二日目からが本領発揮と見たね。まぁ最初からミンチ状に砕くって手もある。

こうしてさらっと書いているけど、カゴを見て回るのは結構歩くし、待ってる時間はヒマなので銀魂とか見てるし、結構時間のかかるガサなんです。それに今回、仕掛けの改良が結果に直結したとは思ってません。こんなものはお守り程度で、入るときゃ入るんですよね。それほどこのガサは運の要素が大きいと思います。

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2020年10月 3日 (土)

これはキノコよりカニだな

10月11日放映のTHE鉄腕DASHで、当駄ブログでずいぶん前に掲載した「ショウジンガニの味噌汁」の画像が使用されます。
この画像はこれまで数回この番組で使われておりますが、そろそろ飽きてきたので今回は遊び心というか色気を出して、出典元の「ガサの花道」を表示してもらうよう頼んでおきました。プププッwww
さてどんな感じになるのか楽しみ♥(そんな感じにしかならんけどな)

さて本題は久々の生き物ネタです。

「キノコがダメならカニを捕ればいいじゃない」マリー・アントワネット(1755~1793)

というわけで深夜の街道をひた走り、意気揚々と現地入りしたいろんな趣味があるいちろーたさんでしたが、いきなり痛恨のミスを犯します。てゆーかすでに犯してました。

餌忘れた

あーーーなんというオレのバカ!!深夜なので調達不可能。こりゃ初日は諦めるしかない。
しかしこういう時に限って奴に出会ってしまうもので…
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ノコガザ大(♀)小(♂)を、秘技・トング掴みィィ!!でなんとかモノにしました。
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たまたま岩の間に追い込めたからよかったものの、普通はまず無理ですな。
まぁとにかく写真など撮るヒマないほど必死でした。
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次は華麗なるリターンマッチ。
以前捕る気満々で見事にコケて自分もコケたブラックタイガー(ウシエビ)を、今回は余裕でキャッチ!
なお小さい模様(笑)
せいぜい良型テナガエビのサイズですな。でっかくなるとみんな海に帰っちゃうらしい。
そんなこんなで初日は罠を仕掛けることも出来ず、河原を探索し2時過ぎに車中泊。
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翌日ホムセンに駆け込み、おがくずを買ってカニにまぶし、発泡スチロールで蓋をしてその上に氷を載せる。
こうしておくと休眠状態になって長時間活かしたまま持ち帰ることが可能。なおエビも同様だけど無事死亡。
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さてあとは夕方を待つのみだが…
とりあえず昼はなんもやんことねーのがこのガサの弱点なんだな。まぁ実際は他のポイント視察とかいろいろやりましたけどね。
例えば釣り?いやそんな道具まで積めないし、そこまで欲張りな気分になれません。何か特別な魚でも釣れりゃやるけど。
とりあえず海風に吹かれてハンモックで昼寝。これは気持ちよかった♥
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ようやく罠を仕掛けると、当然待機モードだからまたやることない(笑)
この時間を潰すためにキャンプ用品を持参して夕飯を作ったりするわけだが、結果荷物が増えてこれも考えもの。
車がエクストレイルからCX-5になってからというもの、積載制限が厳しくなっていろいろ苦戦してます。
走りは段違いに素晴らしい車なんだけど…トレードオフなんだろうな。このままではルーフキャリア要検討。
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時間になって罠を上げてみると、まぁまぁサイズの♂が入っていた。だがハサミが両方ともない(笑)
まーいいや。このあとが問題なんだなー(察し)
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他の罠は餌カゴが軒並みブッ壊されて、脱走されてる…んだよなこれ?
しかも今回6つ仕掛けて、なんと4つがこの同時多発ルパ~ン状態。ブッ壊すだけならともかく、こんな簡単に脱出できるもんかね?

え~ん・゚・(ノД`)・゚・。めちゃくちゃ悔しいですぅ

本当なら大漁でウハウハだったはず。こりゃどう対策すりゃいいものか?
罠自体は構造上、改造しても決定的な進展は得られないと思う。となればまずは餌カゴの強化しかない。
餌が食われない&ブッ壊されない。でも餌の匂いは出るという仕組みに変え、入ったらずっと滞在させるというシナリオ。
つまり「はぁ~食った食った!食ったから帰るわ」←こうさせない。
んにゃろめ~来週は鰻屋の換気扇の前に立たされっぱなしの気分を味あわせてやるからな。
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我が東京中央銀行は餌の無償提供を…拒絶します!
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一方エビ掬いは型がUP。よりブラックタイガーらしさが出てきて…
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25尾という結果(2尾試食済み)
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殻ごと天ぷらにしてエンゲル係数低下に貢献。やっぱ海エビは美味いね。
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泥抜き前の今回のカニ類。モクズガニがもっと捕れると思っていたが、岸歩きではほとんど見かけなかった。
キノコ同様こちらも時期がずれ込んでますね。

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